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2018年11月24日 (土)

マラソンレース用イヤホンの条件

五島の旅で10ヶ月ぶりに使ったところ、イヤホンが壊れていた。右耳からしか音が出ない。あれから2ヶ月。もしかして放っておいたら復活するのではないかと捨てずにとっておいたのだが、やはり左耳から音は出なかった。
マラソンまで2ヶ月を切ったので、そろそろ代替品を調達しなければならない。

先日壊れたオーディオテクニカのイヤホンは、当時、マラソン用の条件を研究して「Google先生」に探してもらった。およそ10年使ったので疲れたのかも知れない。

では10年経って、マラソン用イヤホンの必須要件が変わったかというと何も変わっていない。

数時間走り続ける間、音が出つづける。それも確実に。
これが第1条件。

第2の条件は「ボリュームコントローラー」
時々誰かと喋るため・・ではない
セットリストに入れている音楽の中にはリリース年が古いものがある。1990年代までにリリースされたCD音源は、最近のそれと比べて音が小さい。
リマスター盤が出ていたり、有料配信があれば買い直すこともできるが、それも叶わない曲がいくつかある。
そのために、ボリュームは中くらいに合わせてスタートして、音が小さい時や、ここは大音量で聴きたいという時に、ボリュームMAXにする。

第3の条件は取り回しの良さ
音源のウォークマンはウェストポーチに入れる。
そこからナンバーカードの裏を通して両方の耳へ
必須条件は2つ
「コードは120cm以内」
本当は100cmが望ましいが、市販のイヤホンで最も短いものが120cm。
「Y字型コード」
LRそれぞれのコードの長さが同じ。枝分かれがY字型になっている。


これらの条件を踏まえ「Google先生」に「マラソン用 イヤホン」を頼んでみたのだが、前回購入した頃とすっかり時代は移り変わっており、今や「ランニングならば無線~Bluetoothが必須」「耳かけ」という論調になっている。


Bluetoothは論外だ。理由は2つ。
1,充電が持つか心配
そもそもイヤホンを充電しなければならないというのがストレスだ。最長稼動時間をしらべると「5時間」を謳っている。レース前30分あたりから聴き始めると、ゴールする前に音楽が終わってしまう。
2,無線は不確実
5時間しっかり鳴ればまだいいが、何らかのトラブルで一切音が鳴らないというリスクがある。
有線ならばそのリスクはぐんと低くなる。

耳かけについては「それでも外れる、落ちる」リスクは残る。レースではキネシオテープで耳たぶに固定しているので無用の長物。


従ってマラソンレースに求めるイヤホンの条件は10年前と何ら変わらない。
Bluetooth全盛のため捜索は難航したが、数週間かかってようやく見つけ出したのはJVCのHP-F107
・スライドボリューム付
・コード:1.2m Y字型
2007年に発売された商品であり、購入した時点でメーカーは生産を終えており市場在庫のみ。2018年11月に確認したところ、Amazonもヨドバシも販売を終えていた。

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