しらべるが選ぶ2018年の5大ニュース
2018年は激動の一年だった
と語るメディアは少ないと思う。
激動か否かは相対的なものであり、個人によって事情は異なる。ただ、世界を見渡してこの一年を激動と呼べるならば、そのメディアは「煽りが命」か「何もないところに、さも何かあるようにでっち上げるねつ造メディア」ということになる。
5位
AIの停滞
2018年1月11日、SONYが新型AIBOを発売した。
1999年6月に発売した犬型ロボットは入手することが難しく、11月の再販でも即時完売した。
しかし、その後、売行は低迷し2006年3月末で生産を終えていた。
今回はものづくりSONY復活のイメージリーダーとして、12年ぶりの再販。
我が家にも一台(一匹?)と思い、AIBOを家に迎えて暮らす(飼う?)ための費用をしらべた。
初期費用が30万円、これに毎月の維持費、保守契約を入れると5年で50万円を超える。
そして、AIBOは喋らない
愛らしく、まさに犬のように振る舞う
でも、喋らない
僕が欲しいのは話し相手だ。
高価ならば、広く普及して値段が下がるのを待つ。
一方、AIスピーカー「アレクサ」は日々、進歩を続けている。
進化というほどではない。
世界中の「問いかけ」を学習して、受け答えできるパターンを増やしている。
一例を挙げると、以前ならば「明日、雨降る?」と尋ねると「明日の天気は?」という問いかけと同じ答えである「翌日の天気・最高気温・最低気温」が返っていたが、今は「雨が降ることはなさそうです」という答えが返るようになった。
AIおしゃべりロボットは、この一年、進化していない。
2019年には、そろそろ「本気で買いたくなる」あるいは、高いけれど「いつかは●●」と思えるロボットの登場を期待したい。
4位
史上初米朝首脳会談
2018年が始まった時、ドナルド・トランプ米国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が握手をするとは夢にも思わなかった。
2017年には、一発お見舞いするぞと挑発し合っていた二人である。
この会談の実現は、世界は予定調和の時を終え、今や何事も不可能では無いと思わせた。
「会談の成果が出ていない」と批判するのは的外れだ。
現にこうして今、人々は「地政学的リスク」に怯えていない。
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