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2018年12月22日 (土)

ピアノ発表会のように現れる遊佐未森

ルーテル市ヶ谷教会の壁面には、お城のお堀端にある古いホテルのようなシンプルなイルミネーションが架かっている
大通りから一本入った路地に人影はまばら
今日のクリスマスコンサートの参加者は200人
会場が開くのを待つ人の群れは、マンション自治会の総会程度のささやかなものだ
我先にと入り口付近へ割り込む人はいない
開場は少しだけ遅れ、まずはロビー開場
もちろん、手荷物検査はない
フライヤーを受け取りロビーに進むと、すぐにあたりを見回して、グッズ売り場のテーブルを見つけた
ピアノアルバムってありますか?


mimori yusa 「piano album」
¥2,000(税込)

1 noon recess
2 緑の時間
3 …snow…bird…snow…
4 a floating stroll
5 木もれ日
6 灯火
7 小さな夜

※コンサート会場限定発売


いつもの遊佐公演は、名古屋ウィメンズマラソンと同日開催になってしまったマラソン大会のように、男・男・男で埋め尽くされる。
いつも思う。女性はどこへ往ったのか?恐らく、女性ファンは女性限定の公演に出かけるのだろう
ただ今日は少々違っている。いつもならば9:1の比率が7:3くらいにはなっている。
僕と同じように一人きりで来ている男が多い。30年もファンをやっていると、徐々に仲間は欠けていく。
1997年の名古屋公演で最前列のチケットをとってくれた「遊佐仲間」はもう居ない。
身の回りで「遊佐未森」を聴いているという人と出会ったことはないし、何度かネット上の友達に「遊佐未森行く人いない?」とご機嫌を伺ってみたがスルーされた。
歳をとってから、新たな親友をつくるのが難しいように、遊佐未森仲間を作る願いは叶いそうにない。


席に着くと、思いのほかステージが近い
先行に外れて一般販売だったので、後方座席を予想していた僕は、ひーふーみーと列をかぞえてみる。
(列表示はアルファベット)
七番め 近い 名古屋以来だ
やはり、双眼鏡を持ってこなくて正解だった。

場内にはpiano albumから「noon recess」が流れている


教会のホールを使ったコンサート
ステージの上空からは、森永小枝チョコをいくつか重ねたような十字架が垂がっている
Charが来ていたら「公園の小枝を大切に」と注意しそうだ
あれが落ちてきたら怖いなと思ったが、数本のワイヤーで補助固定されているのを確認して安心した。
スピーカーは公演のために持ち込んだらしき小型のものが左右毎に2個程度。
右奥にはイルミネーションをセットしたクリスマスツリーが飾られている。
きっとここぞというところで点灯するのだろう。


開演時間を少し過ぎて、客電がおちるとファンファーレもなく、遊佐未森がたった一人ですたすたと現れた
「一番、遊佐未森さん」と呼ばれて出て来た発表会の子どものよう。
あるいは、上品なお家に招かれたクリスマス会の始まり
そんな錯覚に陥り、笑って拍手をした

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