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2018年12月 4日 (火)

前ちゃん、前田悠佑選手 忘れるわけないだろ!

V・ファーレン長崎にとって初めてのゼイワンを戦い終えた二日後の12月3日(月)
真っ先にシーズンオフの契約終了が発表されたのは「前ちゃん」だった。

僕の知り合いにも「前田さん」「前沢さん」という「前」で始まる名字の人がいるが「前ちゃん」と呼ばれているのは、皆から愛されている人だけだ。
社会的には成功していても、いけ好かない人は「前田くん」と呼ばれている。

前ちゃんはとても愛すべき人で、V・ファーレン長崎ファンの皆さんから愛されていた。
といっても、ゼイワンの今シーズンはレギュラーだったわけではないので、今年初めて応援したファンにとって、馴染みは薄い選手だ。

僕にとって前田悠佑との出会いは「JリーグサッカーキングJ1元年夢への挑戦」という一冊まるごとV・ファーレン長崎特集の雑誌に載っていた記事。
その中で前ちゃんは髙杉亮太と共に、長崎の全選手を対談形式で紹介している。

翁長聖についての部分を引用する。
(引用ここから)
前田
ちょっとだけ、ガラが悪そうな顔をしていますけどね
髙杉
髪型のせいじゃない?髪型と髪の色でそう見えるんじゃないかな。
前田
怖い感じですね(笑)
(引用ここまで)

シーズン前にこの雑誌を読んだ頃は、誰1人個性を掴んでいなかったのでピンと来なかったが、1シーズン応援した後で読み返すと可笑しい。

ただ、僕が前田悠佑に注目するようになったのは、V・ファーレン長崎全選手の出身校をしらべるうちに、彼が西南学院大学卒唯一のJリーガーだと知ってからだ。


西南学院大学というのは、関東では無名に近い。
「鹿児島の大学ですよね」
となんの躊躇も無く言う人が少なくない。
よほど、日本史をまじめに勉強したのだろう。

ちょっと知っている人の中には「九州の青学」と呼ぶ人もいるが「和製ベーブルース」とか「浪速のロッキー」みたいで、心に響かない。

西南が無名なのは九州にあるというだけではなく、トピックスとして取り上げられることがないからだ。
偏差値は九州の私学ではトップクラスだが、関東・関西のトップクラスよりは劣る。
大きなスポーツ大会で勝つことはないし、有力なスポーツ選手がいて、活躍することもない。

僕が知っている西南出身者で、広く知られているのは「everything」で有名なミーシャくらいだろう。
チューリップの財津も西南だが、それを言うと表情が緩む人が多い。恐らく脳内には「ピアノ売ってちょーだい」というフレーズとレオタード姿が浮かんでいるのだろう。
(それは財津一郎)

NPBには西武にいた蓬莱昭彦(1979年ドラフト4位)がいるが、目立った活躍はないまま1987年に中日に移籍、1988年に引退している。

前田悠佑は西南学院大学卒で、前にも後にもただ1人のJリーガー。
国見高校初のJリーガーだった高木琢也監督が退任し、時を同じくして前ちゃんも退団が決まった。


多くのファンから惜しむ声が聞かれるが、それはチームのスタッフ、選手たちからも同じだろう。
チームスタッフになる日が来れば、それは心強い。

できれば、来期もJ1、2、3どこかのクラブでチームのため、献身的に尽くす姿を見ていたい。今はDAZNがあるから、現地には行けなくとも、全試合をコンプリートで観ることができる。
もしも、そのクラブが関東に来るならば、前ちゃんを見るために出かけたい。マーキングしたユニフォームは買えないかも知れないけれど。


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