「龍馬巡礼マニア」に譲りたい「坂本龍馬ゆかりの広場」
事前にウェブサイトから申し込んでおいた頭ヶ島天主堂の見学予定時間まで、まだ随分時間があるので、先に「坂本龍馬ゆかりの広場」に回る。
子どもの頃、この辺りの道は何処も30キロ制限だったと思うが、今はどこも50キロ制限になっている。
確かにあの頃は、海沿いでガードレールがない場所もあったし、昔と今とでは国交省の考え方も変わっている。
今は一定期間の安全が確認されれば、良識ある利用者の自覚に委ねるという流れなのだと思う。
ゆっくり走っていると、後ろから来たタクシーが追い抜いて行った。
狭い五島、そんなに急いで何処へ行く・・
と思ったら目的地は同じだった。
銅像の龍馬は練習船ワイル・ウエフ号が遭難した辺りを向いて合唱している。
頭になにか黒いものが乗っている。帽子か?
と思ったら、とんびが飛び立っていった。
僕は鳥学者ではないが、しばらく上空でぴーひょろろと鳴いていたので、きっとそうだろう。
全国にある龍馬ゆかりの地を巡る「龍馬巡礼マニア」がいたら、今この場所に立っている立場を譲ってあげたいものだ。
この場所が高知にある龍馬像のように歴史あるものではないことは知っているし、僕は時間が余ったから来ただけだ。
そして、全国ゆかりの地をコンプリートしたい人にしてみれば「五島」という場所は難関の一つだろう。
なにせ、この銅像のために、船に乗って海を渡らなければならない。
上五島空港はとうに休港している。
それにしても暑い
陽を遮るのは龍馬の銅像だけ
お休み処はないし、高知のように「龍馬銅像のミニチュア」を売っている売店もない。買わないけど
先着していた観光客のおじさんは角刈りの運転手から説明を聞くと早々に次の目的地へと去って行った。
(次の目的地も一緒だったが)
僕も熱中症になる前に、龍馬にそいぎねと言って、少し早いけれど頭ヶ島へ向かった。
前日、高速船でくぐった頭ヶ島大橋でクルマを停めて、頭ヶ島海峡(勝手に命名)をのぞき込む。
頭ヶ島側からは大陸棚のように岩場がせり出していて、深くなっている部分はとても狭い。高い位置からみると10mほどに見える。実際は20mほどか
あそこを高速船が通ったのか・・
改めて、船長は(九州商船は)チャレンジャーだなと思った
流れは速そうだし、僕だったらカヌーだって漕ぐのは怖い。
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