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2019年1月25日 (金)

お昼ご飯はすべてヤキリンゴ。

五島の旅<3日め>

午後3時にレンタカーを返すこと以外に予定がない五島での3日め
ワゴンRがあるうちに、いま一度、想い出の場所を巡る。

かつて住んでいた上高の職員住宅
そして、昔の友達の家
結局、誰1人とも旧友と再会することはなかった。

浦桑から魚目小まで2.3km
浦桑から魚目中まで2.9km
毎日よく歩いたものだ

ケニアの子どもたちほどではないが、日本に於いてはけっこう長距離通学している方だと思う。
スピードは速くなくても、長い距離が苦にならないのは、中学生までの礎のお陰だろう。


丸尾の町を走っていると丸尾教会の看板が見えた
せっかくなので、立ち寄ってみる
観光客も司祭もいない
できるだけ抽象的な観光客の振りをして、正面から写真を撮る
だが、急な坂を登り切った場所にあり、エントランスが狭いためフレームに納まりきれなかった
それにしても、笑顔のボディビルダーの歯のように白い
丸尾教会は決して有名ではないが、その美しさには二重まるをあげられるだろう




似首のバス停から坂道を下り、港に降りてみた
商店はない。食堂らしきものがあったが開いていない
切り立った崖に家が建ち並ぶ
あまり船は係留されていない
「8万あった人口も今は4分の1に減ってます」と初日に出会った先生が言っていたから、漁業の担い手たちもこの40年でずいぶんと減ったのだろう

似首の港
風が心地よい
漁港の香り
それだけで幸せ


浦桑・榎津・丸尾・似首
今でもすらすらと暗唱できる4つの地区で新魚目町
(平成の大合併により、現在は新上五島町)
もう十分に懐かしんだ


ワゴンRがあるうちに土産の買い物を済ませようと、ホテルにほど近い「五島が美味いAコープ」へ立ち寄る
土産が買えるスーパーは他にもあるのだが、ここは唯一クレジットカードが使える店。
日頃、現金を持ち歩かない。これでも多めに財布に入れてきたつもりだが、カードの使える店がなく財布が心許なくなっていた。
結局、五島滞在中、カードが使えたのはこことホテルとレンタカーだけ。カード決済の比率が低い日本でも、ここはその最先端を行く島だろう。


竹酔亭の半生タイプの五島うどんを中心に土産を買い、菓子パン売り場にヤキリンゴ(市川パン)があったので、それも買う。
お昼はホテルに戻って缶コーヒーとヤキリンゴ。
結局、五島にいる間に食べた2度の昼食は、2度ともにヤキリンゴ1個だった。気ままな1人旅、何でもありだ

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