東京マラソン日程変更と2020年以降の予測
東京マラソン2019が近づいてきましたね。
今年も東京マラソン(旧・新コース各1回)を走った経験を元に、今年走る皆さんに向けて書いていこうと思います。
今年の東京マラソンは3月に移動しました。
基本的に2月の第4日曜に行われてきたマラソンですが、今回の第13回までには多少、スケジュールの変更がありました。
東京マラソン開催日の変遷
2007年2月18日
第一回開催 2月第3日曜
2008年2月17日
第二回開催 2月第3日曜
2009年3月22日
第三回開催 3月第4日曜
2010年2月28日
第四回開催 2月第4日曜
これ以降、2018年大会まで、9回つづけて「2月第4日曜」に固定されてきました。
今年は2019年3月3日開催「3月第1日曜」に移動します。
2019年2月24日<日>
今上天皇「在位30年記念式典」が国立劇場で開催されます。
2018年までの「2月第4日曜開催」では同日となり、警備や設営にあたる人員のアサインが難しいということが、日程移動の理由。
そして、2020年からは5月1日に即位される新天皇の「天皇誕生日」が2月23日です。
東京マラソンの新コースはゴールが皇居前に設営されます。一般参賀との日程が近くなるため、従来日程に戻ることは難しい。
それでは2020年以降、2009年の第3回大会がそうだったように「3月第4日曜」などに移ることがあるか?ということですが、それはないと思います。
冬場の東京に雨が降らないことは、今や広く知られつつあります。東京に住んでいれば、誰もが「なんだか、最近降ってないな」と思っているはず。
ランナーのように屋外で活動して、天候に左右される人であれば、それが、一過性の出来事ではなく、この季節の傾向であることに気づいていると思います。
冬場に雨が降らない東京でも、3月に入ると雨の日が徐々に増え始めます。実際、自分が走った2009年大会はレースが始まって4時間、13時頃からぽつぽつと降り始めて、その後、冷たい雨に変わりました。
築地を過ぎてから先は、ただでさえ辺りが寂しいうえに、体が冷えて寒々とした気持ちになったことを覚えています。
天気発生率により、3月の1週、2週での移動はあるかも知れませんが、恐らく、3月初旬で固定されるでしょう。
ということは、自己ベストを狙うランナーにとっては「気温が上がる」というネガティブ要素の確率が上がるということでもあります。
今や、日本一の高速コースと言える「東京新コース」
「お祭りを愉しむ」だけでなく「記録も狙える」大会に生まれ変わっています。
できるだけ、その日は気温が上がりすぎないことを祈ります。
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