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2019年2月 4日 (月)

攻める日清 夜食症と0秒チキンラーメン

数年前、僕は「夜食症」に悩んでいた
朝起きると、布団に日本地図が・・
(ちがう、ちがう)

夜中に目が覚めて
「あぁ、そういえばチキンラーメンがあったな」
と思い出す
年をとると短期記憶は薄れていくはずだが、昨日コンビニで買った日清チキンラーメンのことをしっかり覚えているのが恨めしい

ふらふらと起き上がり、食品ストッカーに向かい、そこから自分に見つからぬよう、底の方に仕舞っておいたチキンラーメンを瞬時に探し出す。
忘れていてもいいのに

高校生の頃ならば、このまま台所に向かい、鍋をコンロにかけてお湯を沸かすところだが、分別のある大人になった僕は、夜中に火を使ってはいけないとわかっている。
それをやってはお仕舞いだ。
それは「夜食」だからだ。


チキンラーメンは麺に味が練り込まれており、そのまま食べても味がついている。
きっと、ベビースターラーメンと何ら変わりないよ

僕には、これを食べる権利がある
食べることは当然の成行だ
僕は食べることを許されている

この論理は起きている時には実に「意味不明」なのだが、朦朧とした意識の時にはあらがえない、正当な論理として僕の手を動かす

おもむろに袋を開ける
バキッとチキンラーメンを割る
1つめのブロックを口に入れる

辛い

もうちょっといこう
2つめのブロックでも止まらない
半分まで行くと、何が何だかわからなくなってくる

何度かは、半分でやめて、残しておいたこともあるのだが、翌朝、残っている「半ラーメン」を見るのはとても辛い
それもあってか、大概の場合、1袋を食べきってしまう

辛いなぁと思いつつ、それについて深く考えたことは無かったが、数年後の今、福子に促されて萬平さんがチキンラーメンのスープを濃く煮詰めているのを見て、その理由がわかった

チキンラーメンは、お湯で薄めてちょうどいいように、濃い味がつけてある
そのまま食べることを前提としたベビースターラーメンとは訳が違うのだ


2019年1月、深夜のテレビで新垣結衣が「0秒チキンラーメン」と銘打ったコマーシャルが放送されていた。
0秒で食べられる、つまり「粉落とし」のような固さで食べられるラーメンが出たのかと思ったら、それは、まさかの「夜食症」ラーメンだった。
攻めるなぁ、日清

それを見て、久しぶりにやりたくなったかというと、そんなことはない。チキンラーメンはお湯をかけて食べるものだ。玉子を乗せて。我が家にはチキンラーメン専用の丼を2種類完備している。

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