エクセルに四角い1とか2とか勝手に入れるグループ男
ある日、チームで共有しているエクセルブックに「四角い1」とか「四角い2」という記号が付いていた。
つけたヤツの目星はついている
「グループ男」だ
聞き慣れない名前かも知れない。
それは、この後の説明を読むとわかる。
ある日、共有して使っているエクセルブックを開くと、列番号のリボンがタテに間延びしていた。
列番号の上に[1][2]といった数字や[+][-]といった記号が出ている。
(実際には[ ]ではなく□)
■鬱陶しいので、すべて消したい!
▼[Ctrl]+[A] でシート全体を選択
▼データ
▼グループ解除
▼列 をチェック
▼[OK]
これで、あっさり消える
「いや、待てよ。もしも"グループ男"がエライ人だったら、やばいな。やっぱり消すのはやめておこう」
という場合は、すぐに [Ctrl]+[Z]
これで、直前の操作を取り消すことができる。
■部分的に消したい
▼まず[+]を1つクリックして[-]に変える
「グループ化」されていた列が現れる
▼グループ化された列をすべて選択
▼グループ化された列をすべて選択
▼データ
▼グループ解除
これで[-]と、そのグループの上に引かれていた横棒が消える。
「グループ化」は長期にわたるマイルストーンをエクセルで作った場合、便利な機能でもある。
仕事に限らず人生では「現在」と「未来」が大切なのであって「過去」を振り返ってばかりはいられない。
いつもは振り返らないので「非表示」にしておきたい場合、その列を「グループ化」して[-]をクリックして閉じておけばよい。
ただし、便利な機能であっても、それが「共有」されたものである限り、メンバー全員の「共感」が必要である。
ミーティングの席で「このようにグループ化しますけど、いいでしょうか?」と合意をとっていればよいのだが、ある日、突然、勝手にグループ化して、しかも、それを黙っているのが「グループ男」だ。
そのチームの長やブックの作者が自らの一存でグループ化するのは容認される。
だが、一参加メンバーがこれをやるから「グループ男」なのである。
「グループ男」はその名に反して、グループ行動が苦手。
「不便だったから」
「僕はいつも、こうしています」
「便利にしておいたのですが、何か?」
「グループ男」は企業組織がIT化された後に社会に出た。
IT前世代とIT後世代が混在する平成の世の中では、生きづらいかも知れない。
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