リニア当たる!
年に一度、旧友が集まる花見の席でともちゃんが話し始める
「この間、カズを連れてリニアに乗ってきましたよ」
カズは彼女の長男で小学校に上がったばかり。親のしつけがよいせいか、礼儀正しく、ちょっとシャイな少年だ。
かつて、RZ350で九州一周した時に宮崎の都濃にあったリニア実験線がなくなり、今は山梨県にあること。その線路が開通後は品川-名古屋間の一部分になることは知っていた。
なにせ、新幹線、リニアといった高速鉄道には目がない。
2005年の愛・地球博では「リニア・鉄道館」をナゴヤまで観に行ったくらいだ。

そうか、リニア 乗ろう。
そう思い立ったのだが、ぷらっと京都に行くように、簡単にはいかなかった。
なにせ、当たらない。
「超電導リニア体験試乗」の募集は年2~3回
東京マラソンには4回応募して2回当たっている僕だ。
すぐにでも当たるだろうと高をくくっていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。
「超電導リニア体験試乗」は山梨県のリニア見学センターで行われている「L0系」の体験試乗
■抽選制
■料金:2人で4,320円
■運営:ジェイアール東海ツアーズ
応募は「超電導リニアホームページ」で「ただいま受付中」のリンクがある時に限り、応募できる。
募集期間外の場合、メルマガに登録すると、募集開始のお知らせが届く。
募集が始まると、候補日程の中から「日にち」「便(時間)」について第1~第3希望を選んで応募
連絡メールが届くのは当選の場合のみで、落選通知は来ない。
「当選通知予定日」までに連絡がなければ「あぁ落ちたのだな」と独りごちることになる。
応募から予定日まではおよそ3ヵ月あるので、けっこう待ち長い。
当選確率を上げるには「試乗日程の初日」「春休み、夏休みを外し」「遅い時間帯を選ぶ」とよいらしいので、いろいろなパターンを試したが吉報は届かなかった。
そして、今回もダメかなぁと思っていた2019年2月、ともちゃん家のカズがずいぶん大きくなった今年、一通のメールが届いた。
【JR東海 リニア】抽選結果のご連絡(当選)
連絡期限より2週間前。
本文を開いてみないと当落がわからない東京マラソンと違い、リニアの場合は(落選通知は来ないので)メールが来た時点で当選とわかった。
つづく
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