YBCルヴァンカップはチームの底上げ
YBCルヴァンカップ(以下ルヴァンカップ)はJリーグのカップ戦。
明治安田生命Jリーグ日程の合間を縫って開催される。
YBCは「YAMAZAKI BISCUITS COMPANY」
2016年9月1日に「ヤマザキナビスコ」から改名
同時に「ナビスコカップ」は現在の名前に変わった
ルヴァンはYBCが発売するビスケットの商品名。かつては「リッツ」という商品名で売られていた。現在販売されている「リッツ」はモンデリーズジャパンのもの。
ルヴァンカップは16クラブが4組に分かれたグループステージ(以下GS)で始まる。
「ACL」本戦に出場するクラブはGSを免除される。
「ACL」本戦に出場するクラブはGSを免除される。
「J1」のクラブ数は18なので、基本的には「J1」前シーズン3位~16位の16クラブが出場するが、3位・4位のクラブが予選を勝ち抜いて「ACL」に進んだ場合「J2」から2クラブが出場する。
その2クラブは前年終了時「J1」から「J2」へ降格したクラブ。
2019年は「ACL」へ4クラブが進んだため「J2」から「柏」と「長崎」が出場する。
ルヴァンカップに出場すると、GSで敗退したとしても最低6試合が増える。
ルヴァンカップ(カップ戦)の成績はJ2リーグ(リーグ戦)の成績に反映されない。
「J1」復帰をめざすクラブとしては「余計な労力」を使いたくないという考え方もある。
一方、ルヴァンカップは「控え組」で戦うことができるので「チームの底上げ」につながるとも言える。
長崎が目指すところが「J1復帰」のその先にあるとすれば、ここは後者の考え方に立つのが妥当だろう。
3月6日(水)
ルヴァンカップGS
ルヴァンカップGS
A組1節
長崎2-1湘南
トラスタ
昨年もGSで同じ組に入った「縁が深い」湘南を相手に、90分と94分のゴールで逆転勝ちした。
3月9日(土)
J2リーグ3節
J2リーグ3節
V・ファーレン長崎-水戸ホーリーホック
トラスタ
<前半>
水戸がキープする時間が続いていたが、20分過ぎから長崎がPAに迫り始める
21分
初シュート亀川諒史 GK正面
38分
黒川の地を這うシュートを35歳誕生日の徳重健太がビッグセーブ
42分
亀川諒史のヘッド GK松井がかき出す
43分
PAの混戦 玉田圭司のヘッドは枠を捉えず
<後半>
7分
島田譲のムリなシュートのリバウンドを奪われて清水に決められた
長崎は今季初失点
9分
イジョンホに替えて長谷川悠
22分
チェキュベックに替えて香川勇気(今季J2初出場)
28分
澤田崇に替えて大竹洋平
試合を通して両チームに訪れた唯一の好機を決めたのは水戸
開幕3連勝無失点で首位をキープしている。
この借りは7月13日、水戸(22節)で返さなければならない。
試合後、手倉森監督はインタビューでイジョンホ、チェキュベックの交代が故障だったと明かした。
3節終了 勝ち点4 10位
3節終了 勝ち点4 10位
| 固定リンク | 0
「V・ファーレン長崎」カテゴリの記事
- V・ファーレン長崎に必要なのは、信じ合い、話し合い、助け合い(2022.05.19)
- 課題をこなし、ツキもあり、誤審も受けず。半歩前進の日(2022.05.15)
- 原博実フットボール本部長就任から3勝1分1敗の大宮をトラスタで迎え討つ(2022.05.13)
- 富樫に続いて氣田、絵に描いたような「恩返し試合」(2022.05.11)
- ベガッ太が選手と握手するのかに注目 V長崎-仙台(2022.05.06)