開業8年前、リニア「車内」に「搭乗」
場内が暗くなり、リニア中央新幹線の紹介映像が始まる。
ここまで説明会場内の撮影は自由だったが、ここで紹介される動画については撮影・録音禁止とアナウンスされた。
その映像内容はというと、特に機密事項というわけではないし、著作権の問題が発生するとも思えなかったが、動画を撮った人がYou Tubeに上げてネタバレすると、次に来る人たちの楽しみが半減することへの配慮だと拝察した。
上映が終わると4号車の僕らから搭乗が始まる。
説明会場の右手前方のドアが開き、廊下を進んでいくとリニア2号車のドアらしきものがみえた。
新幹線駅のような「ホーム」のようなものはなく、廊下の先にいきなりドアが見ている。
そこを右折してしばらく廊下を進むと3号車の搭乗口
そこからリニアに乗車
数人の乗客が立ち止まって写真を撮ろうと試みているが、ここはタラップのない空港のような風景で、とてもインスタ映えはしそうにない。
3号車の廊下を通り抜けて、4号車へ進み、搭乗券に記された座席につく。
廊下はフェルトが敷かれており柔らかい、というより、ふかふかして頼りない
陸上最速のリニアに合わせて、マラソン最速のヴェイパーフライ 4%を履いて来たせいか?と思い、仲野君に聞いてみたらやはり「なんか、でこぼこしてますね」とのことだったので、恐らく、メンテナンスがしやすいよう簡易な床になっているのだろう。
ここまでの手続きは飛行機さながらであり、チケットには搭乗券と記されている。
果たして、ここは「車内」なのか「機内」なのか
JR東海の資料ではリニア中央「新幹線」と記されているので、ここは「車内」として話しを進める。
車内は新幹線よりも一回り天井が低く、横幅も狭い
床と天井の角が丸みを帯びていて、初めて「500系」に乗った時の「狭いな」という感覚を思い出した。
天井には両サイドに荷物置き場があるが、置けるとしたらせいぜいデイパックか「東京ばな奈」のお土産くらいだろう。
2014年から始まったこの「体験乗車」は2018年5月時点で8万人を超えている。
ここまで2年間当たらなかったことからして、恐らくその10倍を超える人が応募しているだろう。
2027年品川-名古屋間で開業。最速40分
2045年品川-大阪間が開業。最速67分
開業まで8年を残して、憧れのリニアに乗る時がきた。
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