筑波大学構内を走る
僕のスタート時間が近づいて、遊佐未森「カリヨンダンス」が流れてきた
ヘイ!と心で叫ぶ 愉しい
9:20
最終のG/Hブロック=第5ウェーブスタート
審判が「10秒前 on your marks」とたどたどしい英語で声をあげる
「位置について」とか「よーい」でいいのに。日本人なんだから
と考えている間もなく号砲が鳴る
スタートラインまでは軽いジョグで進む
ここで後ろから追い抜きをかける不届き者はいない
安心してスタートが切れるのはありがたいことだ
スタートラインには、おなじみのM高史がいてランナーとハイタッチしている
スタートラインで「ガーミンForeAthlete 735XTJ」のスタートボタンを押下して計測開始
ゴール直後にもらった記録証によると「記録」=グロスタイムと「ネットタイム(参考)」の差、すなわちロスタイムは30秒だった(Gブロックまん中あたり)
18,000人規模の大会で「ロスタイム30秒」という数値は驚異的だ
現在、国内のマラソン(42.195km)でウェーブスタートを採用しているのは「つくば」「神戸」そして「東北・みやぎ復興マラソン」の3大会。2019年からは新コースとなる「大阪」が採用する。
走路封鎖時間が延びるウェーブスタートは、道路交通を預かる側にとってみれば歓迎できない。それを実現できるのは自治体の総合力が優れているからである。
ぜひ、関係機関と連携がとれている地域では、採用を検討していただきたい。
その後、どうなっているかは知らないが、2013年に走った「とくしまマラソン」のスタート直後から吉野川土手の混雑などは危険きわまりなかった。
1km
筑波大学の構内を走り始める
自動車を減速させるためのバンプ(段差)があることは事前に把握していたし、段差の手前で走路監視員が「段差があります」「気をつけてください」と声をかけてくれるので、問題なかった。
もちろん、まだ意識がはっきりしているからでもある。ここは40km過ぎにも再び通る。その時、果たしてどうなっているだろうか
2km
思いのほか、意識がはっきりしている。それは、いつも以上にウォークマンから流れる音楽がはっきりと聞こえてくることでわかる
喉が渇く前に、ポケットからドリンクを摂る
3km
はじめの5kmまでは超スローペース。それは予定どおり
レース序盤は気がはやるので思いのほか、速く走ってしまう。最初のうちだけは、こまめにGPSでペースを確認する。予定よりも早ければ落とす。心拍数の上がり具合をチェック。すでに140台に乗っているが、これはいつも通り
猿壁十字路を右折
ここに野球部の学生たちが並んでハイタッチの隊列を作っていた
「くまモン!」「くまモンがんばれ!」
今回レースでは初めて使う"立体的なくまモン"の効果てきめん
元気なうちにハイタッチしておこうと応じ始めたのだが、この列がかなり長い ^^;)
途中でやめるのは申し訳ないので1人1人に応えていく。あまりの長さにこのままレースが終わってしまうのではないかと思った・・
わけないだろ
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