DF翁長聖のサイドバック
湘南の選手はパス回しがキレイだ
それはパスの出し手の「コースが正確」で、受け手が「足下で瞬時に止めている」ためである。長崎とはそこに差があった。
前半は0-0で終了。ここまで長崎に「勝ち目」は見えていないが、それでも負けていないことはポジティブだ。
<後半>
3分
裏を狙ったボールからの折り返し、U20代表のルーキー鈴木冬一(長崎総合科学大附高)にプロ初ゴールを決められる。
結果的にこの1点に泣く
湘南は質の高いプレーが大半だったが、シュートに関してはあれあれ?ということが多く、僕らは静かに見守っていた。
8分
吉岡雅和に替えて新里涼
15分
DFイサンミンに替えてMF大竹洋平
「セットプレーの長崎」を支える大竹の投入で戦況はずいぶん盛り返せたが、ヴェルディといい湘南といい対戦相手は「長崎にCKを与えない」ということを徹底している。この日、僕らのお楽しみ「いれろコール」ができたのは3回だけだった。
32分
MF大本祐槻に替えてFW畑潤基
左サイドでボールを持った翁長聖がドリブルで攻め上がる
他の選手が見せることは少ないトリックフェイントを使い、小刻みにボールを触り、失わない技術は見ていて期待が高まる
1度だけあった左からのロングスローが、直接GKにキャッチされてしまったのは残念だった。
湘南1-0長崎
敵地でゼイワンクラブを相手にこの結果は、一見それほど悪くないが、そこには点差以上の差があった。
サポーターに挨拶に来た選手たち。翁長は一礼後、すぐに踵を返し足早に引き上げていく。今何を思うのか翁長。
僕らは信じている、いずれ、君を軸にして戦う時期が来ると。
この日の収穫は、翁長聖がサイドバックとして「可能性を感じるプレー」を見せたこと。
そして、富澤雅也が好セーブを連発し、徳重健太につづく存在として期待できたということだろう。
シャトルバス乗り場への順路を案内する係員は居なかったが、4度めともなると道を覚えていて、迷わずにバスに乗った。
和やかな空気が流れるベルサポに囲まれて「5月の夜はまだまだ寒いな」と思う反面、心は温かい。
次の応援は3週間後の6月2日、初めて往くフクダ電子アリーナ
3日後にはDAZNでアルビレックス新潟戦
翁長聖が居て、手倉森監督がいて、高田親子がいる。
明日からも僕らには応援するサッカーチームがある。
これを幸せという
→V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
→V・ファーレン長崎 2018シーズン記録
→V・ファーレン長崎の歴史
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