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2019年5月30日 (木)

これはいい!つくばマラソンのウェーブスタート

いつもの「ローリング」「足首ストレッチ」を終えて、待機エリアの端っこにぽつんと立っていると「G」ブロックが前方に詰め始めた。
おい動いてるぞ!
という「H」ブロックの皆さんの視線を感じたので、そそくさと「G」ブロックの後ろに付く。
その後も、恐らくトイレを長待ちしたランナーたちが後ろにやって来て、結果的に僕は「G」ブロックの真ん中あたりの位置取りになった。

9:00
先頭のA/Bブロック=第1ウェーブがスタート
前が空いた分だけ、皆さんが歩いて前に詰める
ここが、僕にとってはレース中、最も神経質になる時間帯
それは「さぁこれから、レースが始まる」という不安感ではない
「また靴を踏まれはしないか?」という不安のためだ

2014年、長野マラソン
自己ベストを出すべく、過去最高の練習を積み、Qちゃんの靴を作った匠、三村仁司の手によるオーダーシューズで臨んだ大会
号砲直後、まだ歩いて前に詰めている時のことだ。
後方からやって来て、隙間を縫うように割り込みをかけていた兄ちゃんに「ぐにゃり」と思い切り靴を踏まれた。結果的にはこれが原因でレースは台無しになった。
それ以来、この場所がもっとも神経質になる。

9:05
C/Dブロック=第2ウェーブがスタート
やはり、空いた分だけ、ぞろぞろと前に詰める

これは、いいじゃないか!

ウェーブスタートは「ロスタイムを減らすための策」なのだが、安全に大きく寄与している。
通常大会の「号砲一斉スタート」では、目が血走った後方の人たちが、スタートラインまでずいぶん距離があるというのに、我先にと割り込み、追い抜きに懸かる。そこでぶつかったり、長野マラソンの時のように、しっかりと靴を踏まれてレースを棒に振ったこともある。
一方、ウェーブスタートでは、誰もが冷静だ。
もちろん「高速コース」つくばならではの「自己ベスト狙い」ランナーが多いことも、冷静の要因だろう。
長野マラソン(5時間制限)のように「後方ブロックゆえ、関門にひっかかりたくなくて、前に行けるものだから、どんどん前へ行く」不届き者がここにはいない。

9:10
Eブロック=第3ウェーブがスタート
スタートラインまでの通り沿いにも、一定距離ごとに「ゴミ箱」が設置されている。ここまで「ゴミ回収」に至れり尽くせりな大会をこれまでに知らない。

9:15
Fブロック=第4ウェーブがスタート
ここで、GPSを時計表示からRUN表示に切り替えて、いよいよ臨戦態勢をとる。
防寒のために羽織っているアシックスポンチョも、どうやら必要ない。そばにゴミ箱がある今のうちに脱いで捨てる。
さぁ、いよいよ次は僕らの番だ。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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