回らない寿司の定義
「回らない寿司」を食べ始めて30分ほど過ぎた時、自分が「回らない寿司」に来ている気がしていないことに気づく。
考えてみれば、時々食べている「スーパーの寿司」だって「回らない寿司」だ。
俗に高級寿司という意味で俗的に言われている「回らない寿司」とは、板前が目の前で握るのを「カウンター」に陣取り「お好み」で食べる寿司のことなのだ。
個室は他の客を気にしないで済むのはありがたいが、これは「レーン」の代わりに「店員」が運んでくるだけではないか。
食べ始めて一時間ほどすると、中村君はサイドメニューに特化し始めた
「A5和牛カレー」は大盛、普通、小の3サイズだが「普通」を注文。食べ放題に来ているのに・・
「玉子焼き」「チキン南蛮」のお代わりと次々に注文していく
僕はまずはまだ頼んでいない寿司を伝票に書いていく
数量はすべて「1」
はじめは大きな皿で運ばれてきたが、だんだんと皿が小さくなっていく
そういえば、寿司「一貫」は寿司「一個」なのか、それとも「二個」なのだろうか
Google先生によると「諸説ある」ということであり「日本では古来より一貫して一貫は二個のことを指す」と食品管理法で定義されているわけではないようだ(笑)
「どっちでもいい」ということである。
そこで、僕は一貫して「一貫」=「一個」と考えることにした
「ラストオーダーのお時間です」
吉岡聖恵がやってきて、そう告げる
もうそんな時間か
ここで、1人1つ付くデザートを選択
中村君はここで〆に「家系ラーメン」(サイズはワンサイズ)
僕は満腹中枢が麻痺していたが、気力を振り絞り「A5和牛カレー」サイズ小
もう、このあたりでは味どころではなかった
後でまた食べよう思っていた寿司のリピートもムリ
残すとペナルティがあるかもと思い、必死にカレーを平らげたところで完全に動けなくなった
二時間が経過してテーブル精算
シワが一本も入っていない二千円札を二枚と千円札を出す
「珍しいですね!二枚も!」と二千円札に反応する吉岡聖恵が微笑ましかった
結論からいうと日頃から周囲に「小食」で通っている僕が、寿司に限らず「食べ放題」に来るべきではなかったのだ。
とても、いい勉強になった
これからは、これまで通り「美味しいものを少しだけ」食べる暮らしに戻ろうと思う
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