聖火リレーの概容を分析する
2019年6月1日、2020年東京五輪の聖火リレーについて概容が発表された。
47全都道府県(通過自治体人口カバー率:98%)を121日かけてリレーするので、僕のふるさと佐世保市も通る。もちろん、今暮らしている東京は 2020年7月10日~23日まで14日間かけて通る。
発表されて以来、数人の友達に「聖火リレー応募する?」と尋ねてみたが「しらない」「興味ない」「ムリ」という反応。
「motoさんが走るなら写真撮りに行くから教えて」というのが、最も好意的な反応だった。まぁそんなに簡単ではないのだが・・
誰ひとり「いつから」「どうやって」応募できるか?という反応は無し。せっかくしらべたので、ここでお話したい。
■聖火リレーの概容
2020年3月26日
福島県 Jヴィレッジを出発。47都道府県の旅が始まる。
もしも仕事がなくて、潤沢な資金があるならば、聖火について旅してみたかった。
福島県には「3日」をかけるが、これは例外的なもので、大半の都道府県は「2日」で道府県内を回る。
3月29日
聖火は栃木県へ。リレーは最後まで「その日のうちに都道府県境をまたぐ」ことはない。
そう聞くと穿った見方をする人は「県警のなわばり意識が強いから県境を越えることはあり得ないのだ」というだろう。
確かに「聖火リレー」は道路を封鎖して警備を付けるため、自治体と警察の協力で行われる。県境を越えるということは、そこで警備の受け渡しが必要であり、折衝の労力が必要となる。
日中、沿道で待つ観客の前で県境を超えることにそれほど重きを置く理由はない。
きりよく県境の手前で1日を終えて、聖火は夜間のうちにひっそりと県境を越えるのだろう。
3月31日~4月7日
聖火は3県めの群馬県へ。以降、長野、岐阜、愛知と「2日間」ずつの旅がつづく。大都市名古屋を擁する「愛知」も例外ではなく2日のみ。ということは、相対的にランナーの競争率は高いのかというと、そうとも限らない。
「聖火ランナー」1人が走る距離は「200m」と決まっている。
「あなたは地域文化に特に貢献しているから、2倍の400mね」ということはない。従って移送距離が長ければランナー数も多く必要。それでも2日に納めるためには、朝晩の実施時間を延ばすか、ランナーに「キロ8分以内で走ってね」というのかも知れない。そうなると、都市部では日頃から走っているランナーが多く選ばれるかも知れない。
4月8日~15日
お釈迦様の誕生日と言われるこの日、聖火は三重県からスタート。この日のゴールは伊勢神宮
その後、和歌山、奈良、大阪(大阪も2日間)
4月16日~23日
四国入りして、徳島、香川、高知、愛媛を回る
4月24日~29日
九州入りして、大分、宮崎、鹿児島へ
聖火はここで海を渡り沖縄へ
泳いでリレーというわけにもいかないので、リレー開始以降初めて「2日間」の空き日程となる。
つづく
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