12kmで早くもペースメーカーに追いつく
10km
スプリットブレスレットでペースを確認する。
ここでも予定どおりのオンタイム。
日は照っているが、空気は適度に冷たく暑さを感じない。
まずは順調な滑り出しだ
11km
第3給水 水 アミノバリュー
ここもまだ、ドリンクが残っているのでパス
12km
快調にペースを刻んでいると、このレース1度めのサプライズ
前方に意外なものが目に入った
それはヨコに並んだ風船
5時間のペースメーカーだ
風船のふもとには2人のアスリート然とした女性。恐らくペースメーカー。その後ろにはほぼ男性ランナーの大群がつづく。
僕のレース戦略は「入りの5kmはとにかくゆっくり」6kmからはゴールまで巡航速度を(守れたら)守る
一方、ペースメーカーのそれは「イーブン」
従って、5時間ちょうどでゴールした場合、ペースメーカーと同着になるものの、追いつくのはゴール間際ということになる。
ところが、早くも12kmで追いついてしまった。
これは想定外だ
しかし、悪い気はしない
それだけ快調ということであり、ペースメーカーの前を走れば、その分がアドバンテージ・マージンになる
GPSでペースを確認すると「キロ7分」ペースを刻んでいる様子。それに合わせて、ここで休む必要はないので、マイペースを維持して追い抜いて行く。
ここで、このレースの成功を確信した。
「5時間切り」は今日のレースのいわば「最低ライン」目標はそこからいかに詰められるかだ。
とりあえず、最低ラインをこんなに早く超えた。あとは、余裕をもって、目の前の一分に集中しよう
しかし、この確信が1時間50分後に、呆気なく崩れることになるとは、夢にも思わなかった。
14km
このあたり、沿道の応援はほとんどない
それでも、このあたりはまだ元気な区間なので、気にはならない。
マラソンランナーには「途切れない応援に勇気をもらう人」が大勢いるが、途切れないから特にいいというものではない。
僕が考える「応援の方に望むこと」は・・
一番きついところ(主に30km~37km)にいて欲しい。
的確な応援をして欲しい。
人を選ばないで欲しい。
この3つがあればいい。
つづく
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