最後まで楽しめた「プラン通り」のゲーム
2019年7月7日(日)19:03KO
21節
京都サンガF.C.(4位)-V・ファーレン長崎(7位)
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
恐らく競技場では日本一長い名前はヴィヴィくんを困らせた。
22クラブが所属するJ2リーグは、ホーム&アウェイ総当たり(21×2)42節で行われる。この試合は前半1巡めの最終戦。
FWは呉屋大翔、玉田圭司
三日前の天皇杯にフル出場した翁長聖はベンチスタート
手倉森監督
「しぶとくやるしかないな。コレクティブな守備をする覚悟で入っていかねばならない。
(玉田に期待すること)
相手にもたれっぱなしにならないようなことを期待したい」
<前半>
5分
呉屋大翔がペナルティエリアに入るが、トラップが長くなりシュートに至らず。結局呉屋の見せ場はここだけだった
6分
徳重健太がビッグセーブ
9分
呉屋がもらったファウル
大竹洋平のFK、角田誠のヘッドは大きく上へ外れる
10分
右サイドを破られて上げられたクロスをクリアしようと出した徳永悠平が真芯(ましん)を捉えてオウンゴール
46分
前掛かりで攻める長崎
角田誠のシュートは大きく上
今日は「精度が高い」長崎が影を潜めている
長崎の選手は体力を温存しているように見える
「球際で勝負せず距離をとれ。相手のペースに付き合うな」という指示がでているかのような前半の戦いぶり
<後半>
京都はあまり前に出なくなり、一転して長崎が攻勢に転じる
16分
香川勇気が負傷して翁長聖が入る
このあと30分間、右サイドから翁長聖がサイドを持ち上がり、何度も好機を演出する
長崎とすれば、ルヴァン、天皇杯がひと段落して、翁長聖がリーグ戦に専念できるようになってからが勝負だ
19分
徳重健太のビッグセーブ
その跳ね返りが意図していない亀川諒史の手に当たる
これがPKの判定
8月から適用される新ルールでは「意図にかかわらずハンド」だが、今はまだ7月だ。#Jリーグジャッジリプレイで取り上げてもらいたい。
玉田圭司に替えて畑潤基
畑が入ると攻撃が活性化する予感が漂う
万事休すと想ったPKを徳重健太がどんぴしゃで右に跳んで弾く。詰めたシュートも右足でセーブ
まさに、90分まで試合が「つながった」一瞬
26分
右奥に張っていた翁長がドリブルで持ち込みシュート。わずかに右へ
33分
翁長のクロスから畑潤基のシュートが決まったが、ファウルがあって得点は成らず
抗議した角田誠にイエロー(累積4枚め)
僕らは水戸で角田を見ることができなくなった
36分
澤田崇に替えて吉岡雅和
39分
新里涼のミドルシュートはクロスバーを直撃
今日もっとも枠内に飛んだ一撃
紙一重だ
手倉森監督
「プラン通り。しぶとく守備からはいって最少失点でしのぎ、ゴール割れなかっただけだなというゲームだった。相手が後半落ちてくる。後半勝負というのはプラン通りだった。
(後半戦に向けて)
上位に全部敗戦しているので、しっかり借りを返すこと。あと半分、全部勝つつもりでやってくしかない」
サッカーは「ゴール」という奇跡の回数を競うゲーム
そこに審判の主観も絡む
紙一重のゲームは最後まで見る者を惹き付ける
首位から最下位まで、ひとたびピッチに入れば、いつも勝負は紙一重なのがJリーグ
実力差が多々「味気ないゲーム」を生んでしまうNPBと違うところだ。
ただし、終わってしまえば残るのは結果のみ
負けた試合は、時間を追うに連れて悲しみの雪が積もる
次節は後半戦折り返しの初戦
関東の北東端に位置する水戸に、僕らはチャーターバスで乗り込む。
6月後半からDAZNが「落ちる」ことが増えている。
これからシーズンが佳境を迎える前に、品質をあげていただきたい。
→V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
→V・ファーレン長崎 2018シーズン記録
→V・ファーレン長崎の歴史
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