マラソンでハイタッチをする理由
ここはちょっと応えておこうか
マラソンの沿道には大勢の応援がある
東京マラソンのように「100万人」以上と発表される大会から、記憶を辿って人数が推計できそうな大会まで。
その中の一定数の人が、ハイタッチをしようと手を構えてくれる。大会によって比率は違うが、感覚的にいうと多くて2割、少なくとも1割くらいだろうか。
一方では、ランナーの中にもハイタッチに応える人と、そうでない人がいる。これは自分も同じ方向に走っているので、比率はわからない。
それは、沿道の応援に出て、全てのランナーが通り過ぎるまでハイタッチを構えていなければ、わからないと思う。
ちょっとやってみたい気もするが、それは何処かのYou Tuberに任せよう。
僕はハイタッチに応えるうちの1人だ(時々、手を構えて要求もするけど^^;)
なぜ、ハイタッチをするかというと、別に「パワーをもらおう」とか、そんなことじゃない
もしも本当に、ハイタッチでパワーが注入されるならば、誰もが道路の端っこを走り「静岡のおでん」や「菊川そうめん」のような「ハイタッチ渋滞」が起きるだろう
ハイタッチしたいと想うのは、そこに「心の通い合い」があるからだ。
目と目を見つめ合い、手を当てると心がふれ合う
そして、こういう機会は日頃の生活ではほとんどない。
沿道で「見る」スポーツの一員として参加する、競技に出て「する」スポーツに身を置く者だけにその機会がある。
上品な姉妹が「あっ、くまモン!」「くまモン!!」と呼んでくれたので、よし来たとハイタッチ
くまモン人気は根強い。今日それを改めて思い知らされた
くまモンキャップを被って走るレースはこれが3度めだが、今回はより立体的で目立つくまモンにバージョンアップした
そのせいか、序盤からたくさん声がかかった
その都度、そちらを振り向いて手を振って「ありがとう」
相手もにっこり。実に気持ちがいい。
日頃の通勤ではこうはいかない。
店頭で魚を三枚におろしている魚屋のおやじも、秋の交通安全運動で横断歩道に立っているヤンママだって、おはようさえ言ってくれない
こちらから言ってみたらとも想うが、一般的には怖がられるだろう。
恐らく今日「くまモン!」と呼んでくれた人は100人を超える
レース終盤も声をかけてもらっていたようだが、あまりにきつくてよく聞こえなかった
次は最後まで「疲れないくまモン」として走らなければと想う
一方、マラソンでは初めて着る「V・ファーレン長崎」のユニフォーム
マラソンを始めて以来ずっとデコ「20」(FCポルト→FCバルセロナ→チェルシー→フルミネンセ、ポルトガル代表)のユニフォームと決まっていた。
今回は2018年から応援を始めた地元Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」
ただ、反応ゼロ
一度も「長崎っ」「V・ファーレン」と言った声は掛からなかった
ここは茨城県。茨城と言えば東の端っこに鹿島アントラーズがある。仕方ないと言えば仕方ない
永遠かと想われた2度目の折り返し
ようやくたどり着いた巨大な赤いコーンで折り返す
この後、どこかで右側から来る「青い風船」ペースメーカー軍団とすれ違っているはずだが、まったく覚えがない
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