心拍数130 血管に話しかけるLSD
梅雨時に走るのは初めてで、今期のスタートは「雨雲」との戦いになっている。
「天気予報」「雨雲レーダー」を睨み、スタート時間を決める。
雨の心配はあるものの、気温が25度前後というのがいい。
この気温帯ならば、練習量・内容が制限されない。
一週目につづき、2週めも途中から降り出した大雨に遭う。
どうも今年は「tenki.jp」の「雨雲レーダー」が当てにならない。
そこで、これまで使っていたの雨雲レーダーに加えて「tenki.jp」の「同心円」を参照する。
「雨雲レーダー」がざっくりと東京都の白地図なのに対して、こちらはある程度詳細な地図上に雲が投影される。
予想が「60分後」までしか見られないという難点はあるものの、両方を併用すれば、従来よりは正確な傾向がつかめそうだ。
3週めは7月の第二日曜だが、まだ梅雨が明けない。
湿度が90%前後の日がつづき、10kmほどのジョグでも「へとへと」
早く足と体ができて、走るのが楽しい状態になりたい。
このように「足」と「体」という場合
「足」は筋肉
これは、練習後半でおこなう「ビルドアップ」「レースペース走」で作る。
「体」は「心臓」と「血管」
これは、練習前半の「LSD」「高低差走」で作る。
今年は「LSD」にしっかり取り組んでいる。
従来はただ、体と対話して、ゆっくり走ればいいと思っていた。
しかし、それでは、何かの弾みでペースを上げたり、ペースが上がったことを喜んだりして、一貫性のないRUNになりがちだった。
そこで、今年は心拍計(ガーミンForeAthlete 735XTJ)で「心拍数130を超えて走らない」と決めた。
走る前は「90分程度」のように時間と「多摩川方面」のように、およその方角だけを決める。
ゆっくりスタートして、脈拍が130に到達したら、ペースを維持する。それ以上に速く走らない。
30分ほどしたら、天候、体調に見通しが立つ。
そこで、最終的に「何分走る」と気持ちを固める。
1度固めたら、やり遂げる。
ただ、ゆっくり走るのではない。
「LSDはマラソン調整・後半戦に備えて体の容れ物を大きくする。末梢毛細血管に酸素をいっぱい含んだ血液を送り込める力をつける」
ことを念じながら走る。
血管ちゃん、目覚めてよ!
と血管に話しかけたりもする。
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