初めての大宮、Nack5スタジアム
土曜日夕方の上野東京ライン「高崎」行き車内は、とても混雑していた。
恐らく神奈川方面に行楽に行った帰りの人達なのだろう。
「これからサッカーに行きます」という空気を醸し出している人は誰もいない。
大宮の駅に降り立つと、思いの外大きな駅であることに驚く。
栄えてるな~
栃木SC戦で宇都宮に降りた時もそう感じたが、1つだけ違うのは今日この町でサッカーがあるという空気と「Nack5スタジアムはこちら」といった案内はどこにもないことだ。
とりあえず、事前に調べておいた「東口より国際興行バス『導守循環』行「大宮サッカー場前」下車徒歩約1分」の情報にあった「東口」に降り立つ。
わ、わからない・・
サッカーの「サ」の字もない
あたりをきょろきょろと見渡したが、両チームのサポーターは見当たらない。
気を利かせた誰かが「スタジアムはあっちですよ」と声を掛けてくれたりもしない。
柏や町田のように地元サポーターが案内に立ってくれるのは、とても貴重なことなのだ。
とりあえずバス乗り場を探して歩いていると、タクシー乗り場の列に「アルディージャ」のシャツを着ているご夫婦を見つけた。ちょっと聞いてみよう。
サッカーのスタジアムに行きたいのですが、バスは何処から乗るのですか?
ご主人「バスですか?バスで行ったことないんですよ。あちらの方に行って聞いてみてください」
指を指された方向、つまり再び東口に戻るとアーケード「すずらん通り」の入口に「歓迎V・ファーレン長崎サポーター」の横断幕が見えた。ここを抜けていけばいいんだな・・
「すずらん通り」は飲食店が大変賑わっている。これから美味しいものを食べようという人は誰もが幸せそうだ。
アーケードを抜けると車道に出た。しかし、スタジアムの案内表示は無い。
仕方ない、自前ナビするしかないな・・とスマホを操作していると、青とオレンジのユニフォームが数人、目の前を通り過ぎた。
やたっ、着いていこう。
見失わない程度の距離を置きながらしばらく歩くと、神社の参道に出た。
街灯はないので足下がとても暗い。
「ジャパネットに着いていくよりオレンジだよね」
前を往く青とオレンジの人達が話している。
どうやら彼らも僕と同じで、前の人に着いていくという戦略だったようだ。
「突然、出たね」
同士たちが声を上げる。参道を抜けた闇夜に照明灯が現れた。
初めてのNack5スタジアム。
FM放送局FMナックファイブが2007年に命名権を取得
・サッカー専用スタジアム
・住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-320-52
・収容人数:15,500人
去年始めた「関東アウェイ戦」応援。去年はゼイワン、今年はゼイツー。これで未訪問で残すはニッパツ三ツ沢球技場だけになった。
ホームの「1」「2」を通り過ぎ、ビジターの「3」ゲートに行くまでの間、スタグルは見かけなかった。
コンサート会場では絶滅した「手荷物検査」だが、ここではまだ生き残っている。
→V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
→V・ファーレン長崎 2018シーズン記録
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