マラソンレース前に感じる不安、対処できる不安
9月19日
レースまであと3週間
東北・みやぎ復興マラソンの主催者よりナンバーカードなどの一式が届いた。
参加賞のTシャツはオレンジ。これまでに他大会ではもらったことがない色なので(重ならず)嬉しい。
ナンバーカードは2枚。つまり前後1枚ずつ。これはとても珍しい。大抵の大会は前1枚のみだ。
背面にも付けることのメリットと言えば、他人がその人を特定しやすいということか。
不正行為があった。迷惑行為があった。トイレ以外の場所で放水した・・
逆にいえば、ルール違反、マナー違反をさせない抑止力になる。
レースまであと2週間
調整は順調に来ている。
そして、レースが近づいてくると、不安が頭をもたげる。
不安というのは経験済みのことには、あまり感じないものだ。
「42.195km走り切れるのだろうか」
という不安は初マラソンだけだったし
「5時間以内で走れるだろうか」
は5時間制限の長野マラソンを初めて走る時だけだった。
今でも「レースは大丈夫なのか」と思うことはあるのだが、その時は「レースについて緊張するのは、始まる直前でいいよ」と自分に言い聞かせると、僕はその言葉に納得して、すぐに不安を忘れられる。
それは経験に裏打ちされた曖昧な自信。
レース内容を決めるのは積み上げた練習なのだから、考えても仕方がないことだわかっているからだ。
一方、不安は未知のことについて感じることが多い。
今回でいえば「初めてのレース会場」「前夜の会場直行夜行バス」がそれに当たる。
42.195kmを走ることに比べれば些細なことなのだが「予測」しないとわからないことは「不安」として意識されることがある。
レースまであと1週間
今年は自分のマラソンが10月に終わるので、横浜マラソン(11月10日開催)のスポーツボランティアにエントリーしておいた。
その準備会で相棒のリーダーと、翌週に迫った「東北・みやぎ復興マラソン」の話しになった。
相棒が言う。
「夜行バスで会場に行くのって身体的にはきつくないですか?」
その通りだ。僕もそう思う。
ただ、バス移動を決めた時点では、このレースで「いいタイムを出そう」といった欲がなかったので、新たな経験を1つ積み上げることの方に魅力を感じたのだった。
7日前、Last RUNを軽めに切り上げた。
これで後は無事、当日を迎えるだけ。
いつも、この瞬間には大きな解放感がある。
ここまで、マラソン史上もっとも減量ができているので、最後の一週でしっかり栄養を摂ることができる。
そして、この日(10月6日)マリアナ諸島の東、海上で台風19号が発生していた。
10月9日(水)には気象庁が「早めの備え」を求める見通しを伝え始めた。
そして、そのコース予想図のど真ん中に、大会会場である宮城県が位置していた。
2006年にマラソンを始めて以来、出場予定大会の中止は1度だけ経験がある。
(2011年3月 佐倉朝日健康マラソン 東日本大震災の影響のため)
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