空也上人立像(最終話)
【4】愛媛県松山市 浄土寺
鎌倉時代の作と紹介されている。
老齢の空也像。
■浄土寺では「空也上人が滞在した際 "自刻の木像を残した" と説明しているが、一方では "鎌倉時代の肖像彫刻の代表"とも説明しており、整合性がない
空也上人は平安時代の僧侶である。康勝の手により六波羅蜜寺の空也上人立像が作られたのは、鎌倉時代初期と推測されている
■国の重要文化財に指定されている
仕様
■高さ122.4cm
■六波羅蜜寺の空也上人立像と比べて、かなり老年の表情
■胸の前に鉦鼓を下げている
■右手の撞木は前に振り下ろしている
■左手の鹿杖が斜めに立っている
■両足に草鞋を履く
■台座はない
【5】大阪市 藤田美術館所蔵
「空也上人立像」
14~15世紀の作とされる。
仕様
■高さ96.7cm
■老年の穏やかな表情
■化仏は口から右上に向けて出ている
■胸の前に鉦鼓を下げている
■右手の撞木は前に振り下ろしている
■左手の鹿杖は六波羅密寺の立像と同様にまっすぐ立っている
■両足に草鞋を履く
■ほぼ真四角の台座に乗っている
僕が「空也上人立像」出会ったのは高校の時、日本史の教科書でしたが、数十年後、興味と関心をもって再会する日が訪れました。
六波羅蜜寺所蔵の空也上人立像を忠実に再現したスタチュー(立像)「TanaCOCORO[掌] 空也上人」が発売されたのです。
■メーカー:イSム
■実勢価格:19,950円
■発売:2011年12月
仕様
■素材:ポリストーン
■台座付き
■サイズ:高さ18.8cm
■重さ:354.5g
「南無阿弥陀仏」の六字名号の化仏も精巧に再現されており、本物と同様に針金で留められています。
この化仏の部分は触れてしまうと角度が変わってしまうので、慎重に取り扱っています。前に倒れてしまうとぐにゃりと曲がったり折れたりする恐れもあります。
東京は地震が多いので、前に倒れないよう、他のモノを噛ませて置いています。
空也が口から吐き出す「南無阿弥陀仏」の化仏をこの目で見ながら「南無阿弥陀仏」を唱えるのは、とても心落ち着きます。これがその後、毎日の欠かせない行事になりました。
いつか「京都マラソン」を走る日が来たら、六波羅蜜寺を訪れて空也上人立像をこの目で拝見したいと願っています。
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