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2019年11月23日 (土)

走らずに手に入れた完走メダル

急に気温が下がった日
僕はいつもより厚手の服を着込んで、暑かったマラソンの日を思う。
あの日がこんな寒い日だったらな。
現代の日本にとって、マラソンに好適な低温の日が訪れるのは11月下旬なのか。
ということは、好タイムをめざして秋マラソンを走る人にとって、走る大会はとても限られてしまう。
11月の最終週。今ならばつくばマラソン。来年は長崎平和マラソンがこの週だ。
12月第1週には大阪マラソン。宮崎の青島太平洋マラソンは第2週。これから数年のターゲットはこんなところか。


冷たい雨が降りしきる東京
そんな雨の中、再配達を頼んだ郵便屋さんはやってきてくれた。
不在配達票には「東北・みやぎ復興マラソン」とあった。

本来ならば今年走るはずだった大会は、台風19号が宮城県を直撃した影響で中止になった。
天災、荒天などの影響でマラソンが中止になるのは、よくあることで、自身これが2度めの経験。
中止になった場合、参加費は一切戻ってこないことも、重々承知している。

それでも、心の何処かに日本で二番目に高い参加費(13,000円)を払って、走れなかった心残りはある。
ただ、それをもう1人の僕が打ち消す。
そもそも、これは復興のための大会だ。高額な分はチャリティではないか。だから、中止になり走って元が取れなくてもとやかく言うのは憚られる。

不在配達票をみてすぐに、計測チップの返却を求める「料金受取人払郵便」の封筒が頭に浮かんだ。
ナンバーカードと共に届いた返送用封筒は、ランナー都合でDNSとなった人が使うためのもので、切手は自分で貼る。
しかし、今回は中止という事情なので「返却方法について検討する」ことが主催者からアナウンスされていた。
その知らせを待っていたのだが、中止から一ヶ月を過ぎ、そろそろ切手を貼って送らねばと思っていたのだ。


届いた荷物は期せずして大きかった。
Tシャツをもう一回送ったのか?と思った(笑)
「参加賞」のオレンジ色のTシャツは、大会前にナンバーカードと同梱で届いている。

開封すると次のものが入っていた。
1,計測チップ返送用 料金受取人払郵便封筒
2,フィニッシャーズタオル
3,完走メダル
4,大会参加賞記念袋
5,協賛各社提供品

すなわち、ゴールした後、順番に渡されるモノのセットである。
タオルやメダルがもらえることは知っていたが、中止になった時点ですっかり忘れていた。
2011年に「佐倉朝日健康マラソン」が中止になった時は、確か何も送ってこなかったと思う。ただし、それが悪いというのではない。

タオルはマラソンに出る度もらうのだが、乳飲み子を風呂に入れたりすることはないので、バスタオルに日常の出番がない。従って置き場所に困るので、小さく切り刻んで「ぼろ布」にしている。

メダルをもらって嬉しかったのは、初めて東京マラソン2009でもらった時だけだった。今そのメダルはガラクタ箱の底に沈んでいる。
参加賞のTシャツが「溜まって困る」という話しを聞くが、それでもTシャツは2~3回着ることができる。すなわち実用がある。
一方、メダルにはそれがない。もらった自分がそれほど嬉しくないのだから、誰かに自慢できるはずもない。
そんなモノ見せられた側も、リアクションに困る。
思いの外、不味い料理を食わされて「いやぁこれは家庭でもなかなか出せない味ですねぇ(=家庭でもこんなに不味くは作れない)」と言うような妙なコメントを捻らなければならない。

今回、走らずして手に入れた完走メダル
スポーツボランティアが首にかけてくれた訳でもない
僕は君をどう処遇すればよいのだろう

協賛各社協賛品は「雪ごこちタオル」と「宮城県産だて正夢」ごはんパック
これは嬉しかった。タオルは翌日早速ハンカチ代わりに使い、ごはんは美味しくいただいた。

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