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2019年11月21日 (木)

遊水池のおかげで氾濫しなかった鶴見川

次も左に折れるのですか、まっすぐですか?
会場エイドのボランティアに尋ねる
「いや、ちょっとわかりません」
恐らく、質問の意図が汲めないのだろう。

答えを待っているわけにもいかないので、そのまま折り返して「1周め」へ


はじめの500m
鶴見川を左に見下ろす土手を走る
ここは道幅が広く、散歩している人が多かった


片道5kmの1km地点
太尾公園あたりの分岐までやってきた。
さっきと案内表示は変わっていないので、多分左へ進めばいいのだろう。

しばらくいくと先ほどの折り返し点から、ボランティアさんが撤収してきた。
ナンバーカードを付けている僕の姿をみて「コース違いますよ」とは言わないから、これでいいんだろう。


1.7地点、スタートして4km
港北産業道路(県道140号線)のアンダーパス
道が二手に分かれている
特にどちらへ進めとは書かれていない
恐らくアンダーパスの先で合流するのだろう
左側へ入る。案の定その先で道はまた一本に戻った。


ここまで予定よりペースが速い
「最下位のランナーが何をいうか」
と言われそうだが、本当なのだ。
鶴見川に42.195kmを走りに来るようなランナーは、皆速くて、ついついそのペースに引きずられてしまう。


コースは鶴見川を左に見ながら北に向かって進む。
台風19号では、広大な川幅の多摩川でさえ越水したというのに、か細い鶴見川は決壊も越水もしていない。

それは、日産スタジアムの北側にある遊水池のおかげ。
鶴見川の水量が増えると、運動広場の公園にある遊水池に水が流れ込む。そこは390万立方メートルの容量がある。
雨が止み鶴見川の水が引けると水門を開けて、鶴見川に水を返す。
この仕組みのお蔭で、日産スタジアムで行われたラグビーW杯の予選第4戦は開催することができた。

僕が今走っている鶴見川沿いのサイクリング、ジョギングコースも台風の被害を受けていない。
もしも、被害を受けたならば、東北・みやぎ復興マラソンが中止になったように、ここも走ることが叶わなかっただろう。


鶴見川マラソンのコースでは、毎月のように「42.195km」「30km」「ハーフ」などを走ることができる。
また後に、スポーツボランティア仲間から、ここで「よこはま月例マラソン」が行われていると聞いた。
始めに会費を納めると、あとは1,000円で好きな時に参加できるという。

東北・みやぎ 台風→中止→ 鶴見川へ

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