長崎平和マラソン 1年前はベストコンディション
2019年11月29日
長崎平和マラソン、1年前の東京は快晴、最高気温10度。
肌寒い中を歩いていると「こんな日にマラソンをやりたいな」と心から思う、まさにベストコンディションの1日だった。
長崎市の天候
9:00(スタート時刻)
晴れ 8.6度 湿度71%
14:00(最高気温時刻)
晴れ 15.0度 湿度58%
やはり、最高のマラソン日和
ということは、11月の最終週に行われる来年のマラソンのコンディションも十分に期待が持てる。
11月29日、長崎市の天気出現率は
晴れ76.7% 最高気温15.2度
「長崎は今日も雨だった」という長崎だが、雨確率は13.3%とかなり低い日だ。
■長崎県とマラソン(つづき)
2015年2月22日
「佐世保ハウステンボスマラソン」の失敗で再び「非開催県」に戻っていた長崎県だが、3年数ヶ月のブランクを経て「五島つばきマラソン」が開催され、再び「開催県」となった。
五島列島の北から五番目(つまり最も南側)の福江島の五島市で行われる。
2020年は2月23日、すなわち令和初めての天皇誕生日に第20回大会が開催される。
20回と言っても、マラソン競技を始めたのは2015年の第15回からであり、マラソンとしては6回目を数える。
定員800人程度の小規模大会だが、海辺を走り、地元の熱い声援を受けるので、旅マラソンランナーに人気がある。
2018年
この時点では、新たに2つの大会が準備中であると報道された。
諫早市の「諫早・雲仙マラソン(仮称)」
長崎市の「ながさき平和マラソン(仮称)」
しかし諫早市のプランはその後、続報されることはなかった。
一方、長崎平和マラソンは以下のように準備が進んでいく。
2018年4月より
道路交通量などの実地調査を開始
2018年7月17日
長崎平和マラソン実行委員会発足 初会合開催
日程・コース案公表
これ以降、メディア情報から(仮称)の文字が外れた。
当時、発着は「平和公園」とされていた。
「平和公園」とは平和祈念像がある場所である。
毎年8月9日には長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催される場所だ。
そこに1万人のランナーが整列して、ブロック毎に出発していく。多くのランナーが平和祈念像に愛と平和を誓いながら走り始める。
なかにはスマホで写真を撮る人もいるだろう。
(別に走りながら撮る必要はないと思うのだが)
オールスポーツのカメラマンは、ここに大量に投入されて、1人も漏らさぬようシャッターを切る。
そして、後日、このカットが最もよく売れるだろう・・・
そんなイメージを描いていたが、その後、公表されたコース案では平和公園の文字はなくなっている。
コース上からは平和祈念像を観ることはできない。
東京マラソンには「スカイツリー」「東京タワー」
下関海響マラソンには「関門橋」という「これこそ」という場所がある。
平和公園がコースから外れたことで、長崎のコースにはそれがなくなった。
つづく
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