湘南国際マラソンの歴史② 10種類ある記念品Tシャツ
【第4回】
2009年11月8日
スタート位置を国道1号線から西湘バイパス上に変更。大磯プリンスホテルに近くなった。
定員が前回の9,000人から12,000人となった。
協賛スポーツメーカーが、第1回から第3回までのニューバランスからナイキに代わった。
大会記録によると正午の天候は晴れ、気温は21.5度とランナーにとっては高めだった。
【第5回】
2011年1月23日
開催時期が11月から1月に移動
定員18,000人 地元優先枠(180人)を新設した。
大会後、参加賞のTシャツ(ナイキ製品)が「製品事故ではないか?」と話題になった。
SHONANの文字周りが湘南海岸の砂をイメージして滲んでいる。
これが製造上の事故ではないかと疑念を呼んだのである。
早速現物を取り寄せてみたが、一見して事故とは思わなかった。
というのは、事故では無いとわかっているからで、実際、僕自身も2019年にadidasの手袋が届いた時「色落ちした事故品では?」と思ったが、ネット画像をよく見るとそういうデザインだった。
そういうデザインだと知らずに開封した参加者は確かに驚いただろう。
このTシャツの特筆すべき点は後ろ襟に記されたメッセージが10種類あったことだ。
今のジブンを追い越せ。
気力に限界はない。
苦しさはやがて消える。あきらめた事実は永遠に残る。
ゴールの先に何が見えるか。
ゴールは必ずくる。
下を向いたらゴールは見えない。
ジブンのすべてをコースに刻め。
とりあえずお先にどうぞ。
休むのはゴールしてからでいい。
42キロ、人生のたった数時間。
マラソンの記念品Tシャツでは、別料金で販売する場合に「色違い」が選べるということはあるが、2つ以上のバージョンが存在する例を他に知らない。
まさか、10種類コンプリートした人はいないと思うが・・
【第6回】
2011年11月3日(文化の日)
開催月が再び11月に移動した。
これで3月(①②)→11月(③④)→1月(⑤)→11月と3度めの移動。
かっこ内○数字は大会回次
文化の日開催はこの後、2014年の第9回まで4年続く。
スポーツ協賛メーカーがナイキからニューバランスに戻った。
参加費10,500円+チャリティ募金500円
2011年は3月11日に発生した東日本大震災の影響で、それ以降の春マラソンは軒並み中止になった。
コースが被災していなくても、警備などの要員が手薄になるという理由が挙げられたし、何より自粛の要素が大きかった。
この大会で全参加者に求めたチャリティ募金500円は東日本大震災の支援金に充てられている。
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