ハンマーヘッドの右折がきつ過ぎる!横浜マラソン
横浜マラソンおよそ3kmあたり
この時点でかなりきつそうな人
心中を察します
だって、この暑さでまだ「あと39km」あると思うと、その道のりは永久に続くような気がします。
ここで「あと39km!」というような冗談をいう人はいません。
くらわされます(長崎弁です)
でも、実際に走っているとあと12kmのところで「ラスト~」とか「あと少しぃ」という声は掛かりますけどね。
真剣に言っているのが怖いです。
マラソンの最終ランナーが通り過ぎた後、しばらくすると「2km車椅子の部」がやってきます。
思いの外、出場者が多かった!
車椅子ランナー、そして介助者、そのひたむきさに心打たれました。
往路は下り坂、赤レンガ倉庫からの復路は上り坂。
沿道の皆さん、懸命に応援していました。
最終走者を見届けてから、今度は復路コースへ廻りました。
カップヌードルミュージアム~赤レンガ倉庫前の道路を「復路も」走ったのは第2回まで。
中止になった第3回は別として、第4回から復路は赤レンガ倉庫の海沿いを走ります。
そして、今年は「横浜ハンマーヘッド」がオープンしたので、コースがさらにハンマーヘッドの海沿いへと変更されました。
つまり、横浜マラソンは開催された4回ともに異なるコースで行われたことになります。
(第1回→第2回は距離不足の修正)
「ハンマーヘッド」といえば造船に詳しい方は、巨大クレーンを思い浮かべると思いますが、ここは客船ターミナルです。
実際にこの施設の先にはハンマーヘッドクレーンがありますが、現在は使われていません。
(横浜市が遺構として保存)
前回の第4回大会では赤レンガ倉庫から直線だった走路が、今回は「横浜ハンマーヘッド」を迂回するコースに変わりました。
こちらに廻ったのは、その新コースを見るためです。
驚いたのは、ハンマーヘッドでの右折。
90度というよりは100度くらいありそうなカーブ。
え?ここを曲がるの?
TBS赤坂5丁目ミニマラソンか!と思うような曲がり方。過去14年のマラソン人生では見たことがありません。
スピードが出ているランナーは、かなり減速しなければならないのでタイムロスになるだろうし、道幅が狭いので時間帯によって渋滞が起きそうです。
まだ先頭のランナーが来ないので、そのままゴール方向へ歩きます。
すると、またも急な右折。
しかも右折した先の道路は2車線中、左側は交通規制をしていないため、走路は右半分のみ。
ここも減速、渋滞が起きるのでは?
そう考えているところに先導白バイ、審判車輌、つづいて先頭のランナーがやってきました。
車輌は日産の1800ccクラスと見受けました。決して大きくないクルマですが、それでもコーナリングはギリギリ。これ以上の大型車、たとえばテレビ局の放送車では曲がれないでしょう。
ちなみにこの日の模様は、去年に続いて地元神奈川テレビで生放送されました。
やってきた先頭のランナー、F1ドライバーやMotoGPライダーのように、アウトインアウトのコース取り。アウト側のコーンぎりぎりでコーナーをクリアしていきました。
→41km過ぎ先頭ランナー
自分がランナーだったら「5時間切り」が微妙という切羽詰まった時、あそこで渋滞したらイヤだなぁと思いました。
11月の第二日曜日
みなとみらいを訪れた行楽客、沿道の応援、大会スタッフにとっては好天に恵まれた、いい1日になったと思います。
ランナーの皆さんにとっては、どうだったでしょうか。
僕も1度は「横浜マラソン」走ってみたいと思います。
35km過ぎからのビクトリーロードの華やかさ、賑やかさは東京マラソンに負けていませんからね。
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