出場者20人 マラソン人生 最少の大会
鶴見川マラソン、当日
台風で「東北・みやぎ復興マラソン」が中止になった2週間後、すぐに走れるレースがあることに感謝したい
笑顔でいい走りをしたい
会場そばにはトイレが少ないため、途中駅で最後のトイレを済ませる。
新横浜からは事前に印刷しておいた地図を片手に進む。
スマホナビは天地がくるくる廻ってしまう。僕のようにナビのなかった時代に生まれ(紙の)地図を頼っていた世代としては、北が固定されていないものはムリだ。
主催者がホームページに上げてくれた順路はとてもわかりやすく、迷わずに辿りつくと受付は一番のりだった。
受付でナンバーカードと計測タグを受け取る。タグは"銭湯の下駄箱キー"のように腕に巻くタイプ。これは初めてみた。
自分で付けるのは難しそうだったので、その場で左腕に巻いてもらった。
更衣用に設えられたブルーシートにレジャーシート敷き場所確保。パイプ椅子を組みたててナンバーカード(前1枚のみ)を付ける。もちろんスポンサー名の「Japanet」が隠れないように。
荷物はその場に置いておく。治安はしっかりしており安心感があるが、500円を払って貴重品(財布・スマホ・家の鍵)は受付に預ける。
「長崎ですか?僕はカシマです」
救護のスタッフさんに話しかけられた。
V・ファーレン長崎のユニフォームを見て、長崎だとわかるのはJリーグ仲間ならでは。
12月には天皇杯準決勝で対戦する"僕たち"
互いの健闘を誓い合う
「その前にマラソン頑張ってください」
あ、そうか
サッカーの話しに夢中で、すっかり忘れていた。
15分前から準備体操が行われる。
河川敷大会では初めてだ。
10分前
ここで、スポーツジェル2つを摂る
ゴミ箱は「もえる・もえない」それぞれ設営されていた。
1分前
河川敷のコースに整列
占有使用ではなく、サイクリングの自転車が通るので、道の左端に寄って一列で並ぶ
9:30
スタートの合図
参加者およそ20人が一斉に出ていく
僕が1人取り残されるのは、河川敷大会のお約束だ。
しばらくして、最後に水色シャツのサトウさん(仮名)が追い抜いて行く。これで、ほんとの最下位
後半に調子が上がれば、抜き返すぞー
しばらく鶴見川を左に見て土手を進むと、案内表示があり、コースは左に折れてススキに覆われた河川敷の狭い道へ。
しばらくいくと1km過ぎで折り返してスタート会場へ戻ってくる。これで2.195kmの端数を消化。
ここからは片道5km・往復10kmのコースを4往復。それで42.195km。
しかし、この時点で前を行くランナーは見えなくなっている。
さっきは左に折れたが、次は左手に降りるのか、それともまっすぐ行くのか?分岐点には係員はいなかったので不安だ。
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