ポケトークは英語を覚える機械だった
よしポケトーク、買おう。
イニシャルコストつまり初期費用は25,000円程度。これは商品の付加価値からして妥当だ。
ランニングコストは特にないようだが「SIMカード2年付き」とあった。
しむにねんつき?
この時は、それ以上調べなかったが、要するに25,000円では2年しか使えないということらしい。
今は特に外国人と話す機会は滅多にないのでせっかくの「2年」を減らすのはもったいない。使う機会が増える東京五輪にぎりぎり間に合うように買えばいい。
そうして見送った1年後、ポケトークの新製品が出るというニュースがテレビ東京のWBSで取り上げられていた。
2019年12月6日に発売される新製品「POCKETALK S」には、新たに文字認識カメラが搭載され、外国語が書かれているモノの写真を撮ると、それを翻訳してくれる(55言語対応)
そして、多くの人がこの機械を「英会話レッスン」に使っているのだと紹介された。
そうか!
この機械は「お茶の間留学」機だったのか。
英会話スクールに通うか、日常的に外国人と接していない限り、なかなか、英文を検証しながら学ぶ機会はない。
この機械はその機会の代用なのだ。
POCKETALK Sをかざして外国人に「ほい」と見せれば「へぇ、スゴイねぇ」と喜ばれるだろうが、自分の言葉で喋ったほうが速いし、何より自分が気持ちいい。
「東京五輪までに買えばいい」という考えは誤りだ。
「東京五輪までに英語力を高めるために早めに買った方がいい」と考えを改めて、発売時に予約を入れることに決めた。
1年前、よく調べなかった「SIM2年付き」は現在は「133の国と地域で使えるグローバル・モバイル通信2年付き」と説明されている。
要は2年間通信費がタダ。それが世界中どこでも使える(グローバル通信)ということだ。
それってどういうこと?スマホ(のネット利用)とどう違うの?
という疑問を持つ人がいると思う。
ここでいう「通信」は、キャリア(ドコモ、au等)は非公開だが、どこかのネットワーク回線を借りている。
翻訳サーバーとの接続専用としてネットを使う権利が2年分付いているということで、容量制限はないので「ギガが足りない」ということは起こらない。翻訳し放題ということだ。
では、翻訳するのになぜ通信が必要かというと、機械にソフトを入れる(=スタンドアロン)とそれが古びるし、翻訳能力の限界が低い。高性能コンピューターと交信すれば、常にソフトは最新で性能も高いからだ。
Wi-Fi環境があるところでは、Wi-Fiに切り替わるし、スマホ等を経由するテザリングも利用できる。
つづく
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