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2020年1月31日 (金)

史上最強!歩くのが愉しいasicsメタライド

メタライドを履き始めて三ヶ月が過ぎた。
ここまでの使用感について、書いておきたい。

メタライド METARIDE はasicsが厚底に挑んだランニングシューズ。
足首部の屈曲を減らすことでランニング効率を高める仕様で、asicsは「走行時の足にかかるエネルギー消費を19%削減」と謳っている。当時はヴェイパーフライが「4%」という数字を使っていたので、メタライドのランニングエコノミーに注目が集まった。

2019年2月28日、1stカラーの黒×赤発売。
ところが、すぐに主要サイズは売り切れてしまった。
当時はまだ、ヴェイパーフライも"日頃は買えない"靴だったので、同様に飢餓感を煽る策と思われた。
そのまま再販されることなく、7月には2ndカラーの青。これもすぐに完売。
11月に3rdカラーの黒を発売。通勤にも使えるオールブラックが出たら欲しいと思っていたので、慌てて飛びついたが、これは3か月経った今も、フツーに買うことができる。

発売時(当時消費税8%)価格は29,160円でヴェイパーフライとほぼ同じ。
アシックス直営店、アシックスオンラインストアで売られていた。


結論からいうと、この靴はこれまでに履いた靴の中で最も歩くのが愉しい。
靴はローテーションで週1の登板と決めているが、この靴はあまりに愉しいので週2履いている。
この靴の特徴は前足部が巻き上がった形状。
半年後に出たNIKEのNEXT%も、前足が巻き上がったが、メタライドはそれ以上。
そのため、普通に歩いていると、どんどん足が前へ進む。
そしてついつい、小走りになってしまう。
最寄駅に着くまでのタイムも、他の靴を履いた日より10%程速い。


前足が巻き上がっているため、上り階段は抜群に上りやすい。
靴がスイスイ上っていくという表現がしっくり来るほど。
その分、下り階段は着地がしづらく、少し怖さもある。

東京タワーの展望台まで階段で上り、帰りはエレベーターで降りてくるという用途ならば、最強の靴だ。

実測重量は左301.5g 右299.8g(27cm)
ランニングシューズとしては重い方だが、履いていてそれほど重さは感じない。

そして、靴音がイイ!
歩いていると「カッカッ」と乾いた音
これは、ガイドソールが「FLYTEFOAMPROPEL」の層の上に、硬度の高い「FLYTEFOAMLYTE」の層を載せた二層構造になっているためと思われる。

2020年1月に出たNIKEのナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットのように、靴底が丸まった靴は他にもあるが、アウトソールの固さがなければ、この推進力は出ないはず。

インソールが取り外し可能なので、SUPER feetなどのカスタムソールや、レジェンド松下のG0インソールを入れることもできる。


今はマラソンオフシーズンのため、メタライドで走ったらどうなるのかはわからない。
1度試しに短い距離をダッシュしてみたところ、完全なフォアフット走法になった。
ヴェイパーフライは"フォアフットで走る練習をして履く靴"だが、メタライドは強制的にフォアフットにすることができる。ただし、それには強靱な腹筋から下半身が必要となる。

長崎平和マラソンに向けて8月に走り始めるまで、NIKEのアルファフライ、手持ちのNEXT%、メタライドをどう使い分けていくか迷ってみたい。今年も靴の楽しみは尽きない。

 ど素人!マラソン講座

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