便利なALTキーを使う
今日はALTについて。
ALTという単語は中学高校英語で出てこなかったので僕には馴染みがない。
それは、どこにあると?
と博多にお住まいのあなたがツッコんでくれたかと思うが、あるとではなくオルトと読む。
ALTと言ってもアラニンアミノ基転移酵素ではなく、パソコンのALTキーの方^^;)
Alternateを略してALT。「代わりの」という意味である。
ALTキーはWindowsキーボードの場合、スペースキーの左右のあたりにあり、ショートカットキーに用いられる。
ショートカットキーと言えば、[Ctrl]コントロールキーを押しながらの[Ctrl]+[]がよく使われる。
以前、よく使うショートカットキーのアンケートをとった時、上位の1位から9位までが、[Ctrl]+[]だった。
[Ctrl]+[C] コピー
[Ctrl]+[V] 貼り付け
[Ctrl]+[X] 切り取り
[Ctrl]+[Z] やり直し
[Ctrl]+[A] 全選択
[Ctrl]+[F] 検索
[Ctrl]+[ALT]+[Delete] 再起動
[Ctrl]+[P] 印刷
[Ctrl]+[S] 保存
他にもエクセルで使うと便利で、僕が毎日使っている[Ctrl]+[]は以下のものがある。
[Ctrl]+[;] 日付入力
[Ctrl]+[:] 時刻入力
[Ctrl]+[D] 上のセルをコピー
[Ctrl]+[1] 書式設定
ファイルを扱うエクスプローラー(スタートを右クリックで出る)では、同じウィンドウをもう一つ立ち上げたい時に [Ctrl]+[N] が便利だ。
ALTは[Ctrl]+[]のように同時押しではなく、[Alt]>[]>[]のように順次押しで用いられるものに便利なものが多い。
会議でエクセルやPDFなどをスクリーン投影した時「字が小さすぎて見えない」ということがある。
こういう時、マウスを持って来ていれば、[Ctrl]を押しながらホイールボタンを回転させればよい。だが、会議室にノートパソコンを持参した時はマウスを持って来ないことが多く「え~どうやったら大きくなるんだ~」とみんなで立ち往生することがある。
そんな時、役に立つのがコレ
[Alt]>[V]>[Z]
表示サイズを変える
共有フォルダーなどに置かれているファイルの在処=パス(path)をコピペしてメールに貼り付けて「資料はココにあります」と知らせることがあると思う。そんな時に便利なのがコレ
[Alt]>[D]
一発でパス(path)を全選択してくれる
あとは[Ctrl]+[C]でコピー。メール本文で[Ctrl]+[V]貼り付ければよい。
そして、エクセルでとても便利なのが以下の2つ
[Alt]>[A]>[V]>[V]
データの入力規則ダイアログが開くので、セルに入力する文字を全角や半角英数字に限定したい時、ドロップダウンリストを作りたい時に使える。
[Alt]>[M]>[M]>[D]
新しい名前の定義
名前の定義とハイパーリンクの挿入を組み合わせると、カンタンに手順書を作ることができる。これについては、奥が深いのでまた別の機会に詳しく触れたいと思う。
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