アルファフライは「ナイキ特徴のエア」ではなく、初めての「ビジブルズームエア」
東京は暖かい日が続いているとはいえ、まだまだ肌寒いことに変わりありません。
それでも、この寒さのなか、半袖短パンで外に出る人たちがいます。
ランナーの皆さんです。
走らない側の人からみれば、頭おかしいんじゃないか?と映るでしょう。
走っている側の僕からみても「あぁ秋マラソンに転向してよかった~」としみじみ思います。
2月の第2週ともなると、走っている人がぐんと増えました。
恐らく、世にも幸運なあの人達ですね。
東京マラソン2020に出走される皆さん、おめでとうございます。
今年も年に1度のお祭りがやってきました。
3万を超える人が走り、1万を超える人が支え、100万を超える人が見守る。
そのメインアクターの権利に当選した皆さんは、それだけでめでたいのです。
当、マラソン講座では高齢によりじゃなくて、恒例により今年も東京マラソンをする・見る・支える皆さんに向けて、お話を始めたいと思います。
大会が2週間後に迫っていますので、準備に時間がかかる順番に書いていきます。
その第1回は「どの厚底で走るか?」
まず、始めに僕がこれまでに履いたことがある厚底は以下の4足です。
ヴェイパーフライ 4%
ヴェイパーフライ4%フライニット
ズームX ヴェイパーフライ NEXT%
メタライド
ナイキとasics以外の厚底は、まだ市場に出ていないので、ここでは「ヴェイパーフライとメタライドどちらで走るか?」ということになります。
結論からいうと、ベストなのは「アルファフライ」かと思います。
アルファフライはナイキヴェイパーフライシリーズ第4世代となる新作です。
この商品について「ナイキ特徴のエアを搭載」と書いているメディアを散見しますが、靴コレクターとしては、ちょっと違うのかなと思います。
ナイキのエアには「マックスエア」と「ズームエア」があり、マックスエアはミッドソールからエアバッグが露出しているもの。見えているので「ビジブルエア」と呼ばれています。
一方、ズームエアは圧縮成型されたエアバッグで、ソールに内蔵されており、外からは見えませんでした。
今回、この見えないエア=「アンビジブルエア」だったズームを見える=「ビジブルエア」にしたのが「アルファフライ」です。
そのストーリーだけで、僕はご飯が2杯はいけそうです(笑)
つまり、買わずにいられないということです。
「日本史上、もっとも有名な靴 ヴェイパーフライ」
に書きましたが、この靴は走り方を変えないでも「高反発」「衝撃吸収」という二枚看板いずれかの恩恵に預かることができます。
どうしても履きたくない人が「走り方が合わないと足を傷める」とデマを流していますが、そんなことはないと思います。
大会当日、初めて履いたベアフットシューズで42.195kmを走れば、足を傷める可能性があると思いますが、そんなエキセントリックなことをしない限り、大手スポーツメーカーのベストセラー靴で足を傷めると考える方が不自然です。
ただし、発売は2月29日。
つまり、大会前日。
公式通販で買っていては間に合わないので、ナイキ原宿の開店に並ぶ必要があります。
(できれば、東京マラソンのタグを腕に巻いている人優先で売ってあげて欲しいです)
ただ、WAのルール改訂からわずか一ヶ月の突貫発売なので、数量が少ないはず。
では、アルファフライが手に入らない人にとってのセカンドベストは・・
つづく
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