全国各地のマラソンが一律に中止になる理由
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)の影響により、大半のマラソン(42.195km)が中止を決めています。
マラソン講座では、中止の原因と、2011年に東日本大震災に対して各地のマラソンがとった対応を参考にして、今後、中止となる可能性を探りました。
市民マラソンはその大半が日曜日に行われます。
まずは2月16日(日)までの状況です。
連日、コロナの感染拡大が報じられていましたが、中止になった大会はありませんでした。
その状況が2月17日を境に一変します。
( )内は開催予定日
ご覧の通り、2月23日に予定どおり開催するのは日本の西端、五島列島・福江島で行われる「五島つばきマラソン」のみで、3大会が中止。
東京マラソン(主催:東京マラソン財団 共催:日本陸連)が中止を発表したのを境にして、3月8日までに開催する大会はほぼなくなりました。
3月以降、マラソンシーズンが終わる5月までを見ると、4月までは「検討中」が多く、現時点では「開催」予定の大会も、特に言及していないだけであり、今後「検討中」に変わる可能性を含んでいます。
今回のようにマラソンが軒並み中止になるのは、過去にも例があります。
それが2011年の「東日本大震災」
マラソン講座では、当時、自身が中止に遭い代替レースを探した当事者だったので、各地の対応を「催否」と「参加費用」の2つの視点で記録していました。
つづく
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