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2020年3月 9日 (月)

NHKのアナウンサーも厚底に言及 びわ湖毎日マラソン

「びわ湖毎日マラソン」の開催日
朝起きて、パソコンをつける
ブックマークしている「NHK+」にアクセス
それは、これまでの手順とは少し違っている

■これまで
マラソンがある
 ↓↓
同時配信(以下、simulcast)があるかネットでしらべる【A】
 ↓↓
ある場合、simulcast を視聴
無い場合、レコーダーで録画

■これから
マラソンがある
 ↓↓
どのキー局が放送するかを確認
 ↓↓
NHK→NHK+を視聴
民法→【A】


NHKが放映権を持つ「びわ湖毎日マラソン」はsimulcast があるが、フジテレビが放送する「名古屋ウィメンズマラソン」はsimulcast がない。そちらは「びわ湖」を見終えたら、録画で見るつもりだ。


大津市の佐藤市長が左手を挙げてピストルを構える
on your marks
前列に並んだ選手たちの上体が沈む
・・・
「鳴らない」
どうやら、機材の故障らしい
川内優輝はアルカイックスマイルをたたえている。
強い雨が選手を濡らす。選手は小刻みに身体を動かすが、アップで暖めた身体は否応が成しに冷えていく。
陸連の審判が一旦、選手たちに雨からの退避を促す。

10分後、今度は佐藤市長と大会関係者の祈りも届いて号砲が鳴り、選手たちは公道へと飛び出していった。

沿道の人影はまばら
「新型コロナウイルス」感染予防のため、応援自粛が要請されている。
ただ、元々さほど沿道の応援は多くないレース。しかもこの雨。自粛の影響で少ないのかはよくわからない。


「びわ湖」はMGCファイナルチャレンジ最終戦
東京マラソン2020で大迫傑が記録した2時間5分29秒を上回る選手がいなければ、大迫傑の東京五輪2020出場が決まる。


17km
サムエル・ドゥング(ケニア)が一瞬止まり左足を確認して、すぐに走り出す
足下には「ズームX ヴェイパーフライ NEXT%(以下、NEXT%)」2ndカラーのピンク
シューレースが解けた訳ではなく、靴そのものには触っていない。
足(靴)に違和感があるが、脱いでタイムロスするとレースが終わってしまうので諦めて走り出したように見えた。
(結局ドゥングは21kmでレースを止めた)

実業団の指導者である解説者が言う
「うちの選手もこの靴を使っているのですが、かかとに足が当たる(靴のかかとの部分がくるぶしと擦れる)という声を聞きます。それを気にしたのかも知れません」

「NEXT%」(2019年発売)の踵には、足が抜けないようにぐるりとサポート部品が施されている。
これは第1世代の「ヴェイパーフライ 4%」にもあったが、これほどまで手厚い部品ではなかった。
第2世代の「ヴェイパーフライ 4% フライニット」は、アッパーのフライニットそのものにサポート力があった。
第3世代「NEXT%」に施されたこのサポートは、履いた時にしっかりくるぶしに当たり「靴が抜けない」という安心感がある。「さすが高い靴だな」という満足を感じる。

ただ、アウトソール(靴底)が固い革靴などであれば「かかとが抜ける」のが気になるが、ソールがよく曲がるランニングシューズでは、走っていてかかとの抜けを気にすることはあまりない。
従って「NEXT%」のサポーターは過剰な装備なのかも知れない。
ちなみにエリートではない僕の場合、この靴で「かかとに足が当たる」と思ったことはない。


実況アナウンサー冨坂和男が応じる
「高性能のシューズを履く選手が多く。でもリスクもあるということですね」
「使いこなすのは選手ですからね。使いこなすのに必要な筋力があるという話しも聞きます」

特定の用具への言及は、これまでマラソン実況アナウンサーが決して踏み込むことのなかった領域だ。
放送を見ている人は足下を見ている。靴への言及はここだけだったが、このチャレンジはよかったと思う。

選手の足下には「NEXT%」1st(黄緑)2nd(ピンク)3rd(駅伝カラー)が見られるが「アルファフライ」は見当たらない。
一時停止して靴を確認しようかと思ったが「||」(一時停止)アイコンはクリックできなかった。

つづく

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