タブレットとして活躍しなかったASUS VivoTab TF810C
情報機器の三種の神器はパソコン、スマホ、タブレット
僕が初めてパソコンを買ったのは1990年、エプソン386NOTEA
初めてのスマホは2008年、WILLCOM 03 WS020SH
当時周りでパソコンやスマホを持っている人は居なかったので、新しモノ好きということになる。職場では「パソコンとか電子手帳とかを使う変わり者」として畏れられていた。
しかし、タブレットを手に入れたのは2013年。
世の中に出回り始めてから、3年が過ぎている。
(ただ、周りにもタブレットを使っている人は居なかった)
僕のタブレット参戦が遅れたのは「使う場面がない」と想っていたからだ。
2012年6月
台湾のコンピューター機器メーカーであるASUS(えいすーす)が「VivoTab TF810C」を発表した。
2012年秋は、各社から一斉にWindows8搭載ノートPCが売り出されたタイミングで、ASUSもそこに参戦した。
「VivoTab TF810C」は別売の「モバイルキーボードドック」を接続すると、見た目はノートパソコンそのもの。
これならば、タブレットとして使いたい場面が訪れたら、切り離せばよい。その一挙両得の合理性に強く惹かれて、発売日に購入したのだった。
これが一応、僕にとっての「初タブレット」なのだが、結果的に、この機械を所有している間「タブレット」としては一度も活躍しなかった。
キーボードは容易に切り離すことができ、あっという間にタブレットに変身するのだが、切り離した途端それは「キーボードが使えなくなったパソコン」になっただけ。不便極まりない。
結局「いつでも画面が切り離せる」単なるWindowsパソコンに過ぎなかった。
電動ルーフのconvertibleに乗っていながら、一度も屋根を開けないようなものだ。
その後、この機械は電源が入らなくなるトラブルに見舞われ、すぐにお別れした。
今想えば、この機械がタブレットとして活躍しなかった理由は2つ考えられる。
1,起動が遅い
2,タブレット利用に特化したアプリが乏しい
1,スマホを傍らに持っていると、スマホの速さが基準になる。
Windows8当時の起動は遅かった。Windows10では改善したが、それでも指紋認証のスマホには敵わない。
2,Windows8当時のWindowsパソコンは、アプリという概念は希薄で、それはまだ「ソフト」つまりMicrosoftオフィスの存在感で成り立っていた。
つづく
| 固定リンク | 0
「パソコン」カテゴリの記事
- ATOKパスポートに33年育ててきたユーザー辞書が戻ってきた(2023.02.10)
- 4ヶ月でGoogle日本語入力からATOKに復帰する(2023.02.09)
- 30年使ったATOKと別れ、Google日本語入力をできるだけATOKのように使う(2023.01.26)
- 30年連れ添ったATOKとのお別れ(2023.01.25)
- うをくとタイプミス問題(2020.10.08)