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2020年3月21日 (土)

全裸で走る聖火リレー走者像はミッドフット着地だった

1965年4月
第18回オリンピック東京大会から半年後、五輪記念事業として「大田区体育館」が建てられ開館しました。

その際、体育館の表玄関側、国道15号線に面した所に「聖火リレー走者像」が建立されました。
ただ、向きが違いました。
聖火リレー走者は東京方面へ北向きに走ったのですが、西望の意向で走者像はランナーが走った向きとは逆、太陽光に映える南向きで設置されました。
「東調布信用金庫が寄贈」という記録があるので、恐らく、東調布信用金庫が制作費を負担したのでしょう。

2008年
43年使われて施設が老朽化した「大田区体育館」が取り壊されます

2012年
「大田区体育館」跡地に「大田区総合体育館」が完成
「聖火リレー走者像」は表玄関ではなく、体育館の裏に隣接する東蒲田公園に移設されました。
住所:東京都大田区東蒲田1-19-25


体育館の地下駐車場にクルマを停めて地上に上がり、裏手にある走者像へ。
まだ、新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休みになる前だったので、体育館ではバスケットボールの試合が行われていました。

子どもの頃から長崎の平和祈念像には、何度か足を運んでいますが、西望の作品と意識して見る像はこれが初めて。
初対面に胸がはやります。
東蒲田公園には、たくさんの自転車が停められていて、ヤンママと幼児が遊んでいます。


その姿は早咲きの梅に紛れるように、地道に立っていました。
早速、一眼レフを取り出して、像の周りをぐるりと一周
まるで、グラビアアイドルでも撮影するかのように、嘗めるようにシャッターを切りまくる僕は、幼児たちからみると不思議だったかも知れません。

よくみると、走者像は全裸?
ランニングパンツも履いていません
ストリーキングか?(古い)

平和祈念像も「なぜ男?しかも裸」(腰には布を巻いています)と批判があったと西望は書き残しています。
彼にしてみれば、裸像こそ生命の躍動を表現できるということなのでしょう。

確かに後ろ足をはね上げて走る時に発生する筋肉の隆起が、しっかりと表現されています。
足下はミッドフット着地でしょうか。


「走る時はかかとから着地しなさい」
という指導法だった時代ですから斬新です
(ただ、その方が作りやすかっただけだと思いますが)

その表情は精悍
かというと、ちょっと表現しづらいです
(若い人はそういうのをビミョーと言います)


平和祈念像の場合、求道者らしい長い髪が似合っていますが、こちらはスポーツマン。
それにしては髪が長い。それが風になびいている?
アニメの主人公にこういう髪型がありましたよねぇ
カメハメハ~とかいう人(ドラゴンボールかな)

そんなことを考えていてふと、気づくと、前後ともに空気が抜けた自転車を押したおじさんが、僕を不思議そうに見つめていたので、何事もなかったように、カメラを仕舞ってその場を後にしました。
実際、なにもなかったのですが

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