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2020年3月29日 (日)

スカーレット

最終回で武志を死なすとは思っていなかった

このまま命を全うしていく武志を to be で見せて、まぁなんとなくそんな感じで終わるのだろうと想っていたのだ


武志役の伊藤健太郎は回を追う毎に成長していく姿が見て取れた
きっと近いうちに、どこかでいい役をやるのだろう

武志の恋人役、石井真奈を演じた松田るかは、テーマが混沌とした終盤のドラマをとても魅力的にした。
あの大きな瞳で、それこそ"ボケ倒す"のは痛快だ
また、同じキャラでどこかのドラマに使って欲しい

戸田恵梨香はずいぶん、上手くなった。
いや、元々これくらいできる人だったのか
でも、これまで、ここまでできる人だとは想っていなかった。

大島優子は脇役として僕らをたくさん笑わせてくれたのだが、大島の演技力に惚れて出演作品はすべて見ることにしているファンとしては、もの足りなかった。
戸田はここでヒロインとしてアサインされたのに、大島は脇役というカタチで朝ドラ出演歴をカウントしてしまった。
もう大島にヒロイン枠は回ってこないのだろうか。
いや、いつか、ぜひ大島優子主演の朝ドラを見たい

 

絶望から立ち上がる強い意志
悲しみをも乗り越えてゆく、命の強さ

今を生きる力と勇気を描いて番組は終わった

「半年間、ご視聴ありがとうございました」
というメッセージと戸田恵梨香をみて、半年間ずっと疑問に想っていたことを思い出した。

スカーレットってなんだ?

キャプテン・スカーレットか
炎はフレアだしなぁ
まぁいいや。いつか「Google先生」に尋ねてみればいいと想っているうち、番組が終わってしまった
しらべると"先が読めてしまう"と思い、しらべなかったのだ

だから終わってすぐしらべてみた

scarlet
緋色(ひいろ)
言葉にして言うと"赤みがかった明るく淡いオレンジ"というところだろうか

あ、そういえばフカ先生(イッセー尾形)
終盤に予定調和の再登場があるだろうと、楽しみにしていた
いろいろと、予想が外れたな

scarletの意味を知らなかったせいではないが、ドラマが何処へいこうとしているのかが読みづらかった。フェーズによって落とし処が変わっているようにも見えた。
実は「プランA」と「プランB」が撮ってあって、視聴率や視聴者の反応を見ながら、随時テーマを動かしているのではないかとさえ思えた。


朝ドラこと「NHK連続テレビ小説」が土曜日も放送されるのは「スカーレット」が最後
お休みの日にも、レコーダーに"新作"が録れていることがありがたく、とてもお得な気分だった
2020年4月クールからは月曜~金曜の週5回に変わる。
「エール」は、NHK+(ネット配信)で見る初めてのシリーズ。
これまでならば、主人公が子役から大人役に切り替わるあたりまで、録りためておいてから見始めていたが、これからはすぐに見ることになりそうだ。

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