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2020年4月28日 (火)

zoom! zoom!

そうだ、オンライン呑み会、やろう!
そう思い立ってから、board meeting ツールについての情報収集にはいった。
その中でも第一候補はzoom。
これまで、幾多の類似サービスがあったが、どれも、時代の流れを作るには至っていない。
そんな中、コロナ感染問題があったとはいえ、一気にデファクト・スタンダード(事実上の標準)に上り詰めたzoomには、そうなり得た理由があるはずだ。


■zoomに関する記録
2011年
Zoom Video Communications(米国)設立

2013年
「Zoom」提供開始

2019年12月
1日の利用者1000万人

2020年3月
1日の利用者2億人(3か月で20倍に増加)

2020年4月1日
Zoomの脆弱性が報道され始める

2020年4月8日
台湾政府が使用禁止を発表


■zoomを禁止している組織
Google
NASA
台湾政府
ドイツ外務省

■セキュリティ上の問題点
・Zoom会議に非招待者が侵入
・パソコン乗っ取り(OSの資格情報が盗まれる)
・パソコンカメラの乗っ取り(盗撮)
・データをFacebookに送信(後に機能削除)
・画面に集中していない人を管理者が把握できる「アテンショントラッキング」機能(4月2日に削除)


「でぃーえっくす」「でぃーえっくす」
とかまびすしい輩が、その旗艦として推進していたのが「slack」と「zoom」
特にコロナ感染拡大により「zoom」圧力は日に日に勢いを増し「zoom推進派」は肩で風を切っていた。3月までは・・
ところが、4月に入って脆弱性が発覚し、政府機関などが使用禁止にした途端「zoom」のズの字も言わなくなった。

zoomに限らず、どのようなクラウドサービスにも、セキュリティの課題はある。ユーザーのセキュリティ意識が低いとさらに危険は増す。
・機器に高機能のセキュリティソフトを入れること
・ID、パスワードなどを慎重に受け渡し、運用すること
これらを守っていれば、安全性は上がる。


さて、実際に「オンライン呑み会」に使ってみて、ツールとしての「zoom」品質は満足のいくものだった。
映像がカクカクすることもないし、音声はクリア。
参加者の誰もが「zoom」そのものに対して「思いの外いい」「***(他社サービス)よりもいい」という評価だった。

つづく

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