久しぶりの家族写真
図書館へ行こうと家を出ると、久しぶりに中学生の姿。
彼女たちが町にもどってきたところをみると、どうやら今日は入学式らしい。
東京都はGW明けまでの休校を決めているから、始業式ではないはずだ。
今年は例年より一ヶ月早いと言われたサクラの開花
それでも、入学式が行われるこの週まで待っていてくれたようで、いつもの春らしさを醸し出している。
図書館で本を返す
東京都の図書館からは3月からサービスの一部利用制限を始めている。当初は3月いっぱいと周知されたが、今は「当面の間」と言い直されている。
開館時間はいつも通りだが、できることがいつもとは違う。
・本を返す
・予約しておいた本を受け取る
できることはこの2つだけ
これに「コピー機による複写」もOKしている区もある。
開架にはバリケードが敷かれており、立ち入ることはできない。
つまり棚をさらいながら「何を読もうかな」「今の気持ちにぐっと刺さる本ないかな」と迷うことはできない。
雑誌架で雑誌の最新号やバックナンバーを読むこともできないし、そこから旧月号を借りることもできない。
予めインターネットで予約して、回って来た本しか借りられない、読むことができないと言うことだ。
それでも貸出枠はいつもと変わらないので、希望者が多く順番待ちの本があると、その分、借りられる本が少なくなる。
そのため、できるだけ、予約がない、あるは予約数が少ない本を選ぶことになる。
もしも、iPadを買って(Kindle Unlimited環境が手に入って)いなかったら、この本不足はけっこう辛いところだった。
本を借りたら、そのままクルマを走らせて帰路につく。
小学校の前にさしかかった時、校門の前で写真を撮る家族連れが目に留まった。
洋服のお母さんと小学一年生らしき子どもが手をつないでいる。
父親はカメラのファインダーをのぞいて、校門に書かれた**小学校のプレートがフレームに納まるように見定めながら「もう少し右へ」と手招きしている。
シャッターを押してあげたい
僕は強くそう思った
辺りに親子3人以外の姿はなく、シャッターを頼めそうな人は居ない
駐車できないか?スペースを探す
あいにく、道幅が狭く僕がクルマを停めると、さしかかったクルマが通れなくなってしまう
でも、家族3人を1つのフレームに納めてあげたいのだというシチュエーションを見て、ドライバーも少し待ってくれるのではないか
だが、この数秒の間にもクルマは次の交差点にさしかかってしまった
入学式の写真
大抵は「父と子」「母と子」の写真しかない
「父と母と子」なかなか全員揃っている写真というものはないものだ。
皇居のマラソン大会で親子ランに出場する家族のカメラマンを買って出た時、カメラに向かってお母さんが嬉しそうに言ったことばが胸に焼き付いている
「久しぶりの家族写真」
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