発売から10年 iPadに手を出す
2020年、僕にとって"2台め"のタブレット「iPad」を買うことになる。
そのきっかけは「家でも仕事ができる小型のパソコンが欲しい」という知人からの相談だった。
知人の希望要件は以下の通り。
1,外回りをしていて、その結果を管理システムに入力している
2,会社から社外持出用ノートパソコンの支給はない
3,管理システムは自宅環境からでもアクセスできる
4,タブレットというのに興味がある
5,スマホはアンドロイドOS機種を使っている
タブレットに興味があるということなので、選択肢は「Surface」か「iPad」に絞られる。両機種ともにタブレットとして使えるし、キーボードからの入力もできる。
しらべると、最近種どうしの価格差はほとんどなかった。
さらに詳しく要件を聞くと次のことを教えてくれた。
・会社にあるのはすべてWindowsパソコン
・管理システム以外に、エクセルファイルフォーマットの報告書がある
この時点で選択肢は「Surface」一択であることを伝えた。
日本には古来からミイラ取りがミイラになるという言葉がある。
本来は説得に行ったのに、逆に説得されてしまうという意味だが、僕は知人には「Surface」を薦めておきながら「iPad」が欲しくなってしまった。
僕の場合、移動時間というのがほとんどなく、外回り営業をしているわけではないのでノートパソコンが要らない。移動中のデバイスはスマホで十分事足りている。もちろん、タブレットも要らない。持ち歩ける大きさはiPhoneSEが限度であり、それより大きなデバイスは鞄に入らない。
それでも情報機器の三種の神器のうち、タブレットだけ持っていないことにずっと違和感があった。
情報誌は新型が出る度に、SurfaceやiPadを大きく取り上げている。
多くの人がタブレットの魅力を語っている。
だが、僕には使う場面が想像できない。何がいいのかわからない。
Windows8のタブレットパソコンで1度失敗しているだけに、なおさらだ。
iPadについては、できることはiPhoneと似通っているはず。iPhoneがあるから要らないのでは・・
こうして3日ほど悩む
ある時は断念するのだが、数時間後には、いや、やはり欲しい
気持ちはあちこちに揺れる
そして、ついに[注文を確定する]
何かがそこにありそうな気がして仕方ない。
理由は、それに尽きる
価格もWi-Fiモデルならばお手頃であり、危険な冒険ではない
iPad発売から10年
これまで他人ごとだったiPadが自分ごとになる
つづく
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