マラソン主催者の皆さんへ「こんな大会を走りたい!」
4月6日「洞爺湖マラソン」が中止を発表した。3月末時点では「4月10日までに判断する」としていた。
これで、2020年春マラソンで開催の可能性を残しているのは、5月24日開催予定の「黒部名水マラソン」だけになった。
9月の秋マラソンからは通常通りの大会ができるほどに、この災禍が終息していることを祈る。
去年の秋マラソンシーズンには「台風」による中止があった。台風は一過性のものや流行りものでもなく、毎年やってくるため、これからも9月~10月の大会は中止と背中合わせであることを、ランナーは覚悟しなければならない。
「マラソン中止」というと、日頃マラソンに関わっていない人たちが「参加費が戻ってこない」ことを論う。だが、僕らにとっては、それ以上に練習の成果を自らに問う場を失うことが死活問題だ。
今秋以降、ランナーのレース選びはさらに慎重なものになるだろう。
ということはレース主催者側としては、選ばれる、選ばれ続けるための改善や新機軸が問われることになる。
そこで、今日はど素人!マラソンランナーの立場から「こんな大会を走りたい」というテーマで書いてみたい。
4人チームで申込み、肉・野菜・ルウ・イモを取ってきて、ゴールしたらみんなでカレーを作るのは「たんのカレーライスマラソン」(北海道北見市)
野菜は畑から採るというところがウケる。
楽しさで言えば、このレースは恐らく世界一だ。
1986年に始まり、2019年には第34回を迎えた。
マラソンは一人のスポーツなので、カレーは作れないが、要項を見ただけで「え゛~まぢかよ^^;)」
と笑ってしまうようなことはできないだろうか。
過去にそう思ったことに「下関海響マラソン」のコーラがある。
山陽コカコーラボトリングが協賛しているこの大会は、30km過ぎのエイドでコーラが出る。
かつて、あるマラソンでエイドに水が届かず、代わりにコーラを並べて顰蹙を買ったことがあったので、本当にコーラを出すのか?と目が点になった。
マラソンを走っている時にコーラを飲むと、げっぷが出て苦しそうで、僕はもらわなかったが、実際に飲んだ人によると、爽快感と甘さが意外といいらしい。
コーラや地元の名水で作ったサイダーのようなドリンクがあったら、飲んでみたい。
それから「コーヒー」をぜひ置いてもらいたい。
カフェインはレース用ジェルにはお約束。初めて使った時は確かに覚醒感があった。
だが、コーヒーをエイドに置くレースを聞かない。
30km過ぎ、ジョージアなどの甘いコーヒーがあったら、もう一踏ん張りできる気がする。
つづく
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