「カタログには出ないポイント」
「音楽内臓 イヤホン」というキーワードで「Google先生」に尋ねたところ、彼の持ちネタはそれほど多くはなかった。
価格は安いものは7,800円、高いものは23,000円。ずいぶん幅がある。
まずは安いもので事足りるか?を検討するのだが、音楽形式がMP3のみとなっており、そこで外した。それは数年前、SONYのイヤホンを切り捨てた理由と同じだ。
電化製品には「カタログには出ないポイント」というものがある。
充電式の製品全般には、スペック表記されている「連続使用*時間」が「1日1回使用ならば何日なのか」だったり「バッテリーが何ヶ月(何年)くらいでへたってくるのか」ということがある。
ウォークマン(電子音楽プレーヤー)を選ぶ場合、パソコン音楽管理ソフトとウォークマンの間で"今できていること"が、引き続きできるかどうかがある。
基本的なことをいえば、音楽がファイル形式を変換せずに転送できるかであったり、音楽管理ソフトで作ったプレイリストがそのまま転送できるか?といったことだ。
そのようなカタログに書いていない情報は、インターネット上の「クチコミ」が頼りだ。カカクコムのクチコミやAmazonに書かれているレビューがそれに当たる。
しかし、大概の場合、僕のチェックポイントは既存ユーザーの皆さんとはずれているようで、探している情報がみつからない。
そうなると「えいやっ」と1990年代の情報システム担当者が言っていたような思い切りで決めるしかない。
つまり「これくらいのことは当然できるだろう」とメーカーを信頼するということだ。
この信頼は外れることもあるが、期待以上に返ってくることもある。
その点でいくと、現在使っているウォークマン&x-アプリ(音楽管理ソフト)と同じメーカーのSONYで「WF-SP900」が一択となった。
WF-SP900
実勢価格:21,573円
発売:2018年
■電力
連続再生:プレーヤーモード(Bluetoothオフ)最大6時間
フル充電時間:約2.5時間
方法:USB充電(専用ケース使用)
■音楽
(SONYは「プレーヤーモード」と表記している。この商品には「ウォークマン」という名称を使っていない)
本体に4GBのメモリー搭載(128kbps→約920曲)
「Sony Music Center for PC」から音楽を転送
スマホに「SONY Music Center」(Android/iOS)を入れれば、そこから好きな曲を選んだり、遠隔操作ができる(Bluetooth接続)
いわゆる「ワイヤレスイヤホン」
それに音楽が入れられる。
スマホアプリで操作できるというのは、スマホがリモコン代わりになるということだろう。それは新しい経験であり、興味をそそられる。
つづく
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