在宅勤務でテレビ会議に参加する
いつの頃からか、人生は「なにごとも経験」だと思っている。
誰かに在宅勤務を強要されていないし、会議にも出たくなければ出ないでも済む。
だが、こんな機会は滅多にない。
情報セキュリティと在宅勤務は、本来、相容れないものであり、今は緊急事態ゆえ、在宅勤務が許されている企業が多い。
この緊急事態が収まった時、ワークライフバランスの見直しとして、在宅勤務を取り入れる企業と、元に戻る企業に分かれる。
いずれにせよ、この機会に経験しておかなければ、後で良いとも悪いとも言えない。
経験していないこと、詳しくコミットできないことについて"想像でものを言う"のは「リアクション芸人」の生き方である。
その日、初めてテレビ会議に呼んでもらった。
会議前の確認は、まずは「音」の管理から
その日は初夏の日差しが降り注いでいたため、窓を開けて外の風を入れていた。
しかし、周囲の道路を走るクルマの音、風の音は意外に大きいものだ。
自分1人ならば、気にならない程度だが、それをマイクが拾うと、静寂な事務所で仕事をしている人たちには耳障りかも知れない。
窓を閉めて、エアコンを入れた。
在宅勤務ではアレクサに頼んでかけっぱなしにしている「カフェの音」も消す。
スピーカー、マイクのテストは、数日前に終えておいた。
Zoomを起動して、自分だけのミーティングを行いカメラテスト
映り込む範囲を確認する。
バーチャル背景を使うにはスペックの高い機器が必要であり、たいていのパソコンでは人の輪郭が崩れる。
それ以前の問題として、バーチャル背景は「オンライン呑み会」用のものだと思う。見る人によっては、緊張感を欠いているように映るだろう。
背景には本棚が映りこむので、思想信条がわかる本は片付けるというのは冗談で、ツッコミ処がないかを確認。
本棚のとなりに映ってはまずいものがあったので、ジャケットをかけて目隠し。
照明器具、カーテンなどで顔の明るさを調節。
顔が暗いので LEDライトで照らしてみたが、眩しくて耐えられないのでやめた。
それから、襟付きシャツを着用
白いシャツは画面が明るくみえてよい。
他の会議ではジャケット、ネクタイ着用の人を見かけたことがあるが、自宅で張り切っているその姿は、どこか微笑ましかった。
中には丸首のトレーナー、パーカーで登場する人もいる。
決して、ダメとは想わない。それぞれの考え方の違いだ。
最後に共有する資料のチェック
パワーポイントがスライドショーで動くことは確認済み。
共有資料は事前に開いておくと、スムーズに参加者に見せることができる。
一方で、共有しないファイルは邪魔なので閉じておいた。
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