メーカーへの信頼を超える仕様 NW-WS623
そうだ、英会話しよう!
と決めてイヤホンを選んでいるうちに、東京五輪2020が延期になった。
その後、スポーツボランティアについては、延期後の大会でも役割を維持すると連絡があった。
突貫3か月でやるはずだった英会話学習の時間は1年増量された。
SONY担当者に勧められたとはいえ「NW-WS623」購入決断には最後の1マイルが残っていた。それはあの独特な形状だ。
果たして僕の耳に頭にフィットするのだろうか?
そこで、電気店に出向いて試着することにする。
時はまだ緊急事態宣言が出る前だが、大手量販店はとても空いていた。
いつもならば「店員さんが少なすぎるよ」と思うのだが、すぐに手の空いた店員さんがみつかった。今日はじっくり付き合ってもらえそうだ。
幸い店頭には「NW-WS623」が展示されていた。
これ試着していいんですか?
と尋ねてから耳にかけてみる。
右側はしっかり整った。
しかし、左側がすぐに外れてしまう。
いつもならば、諦めモードに入るところだが「買いたい」気持ちが押し返す。
三度めのトライでなんとか左側もしっかりホールドできた。
後で思うに、この時左側がすぐに外れたのは、盗難防止ワイヤーが引っ張っていたのだ。
実際に使い始めてからは、一度も外れることはない。
これまでマラソン・レースでは、イヤホンがレース中に外れないよう、セラポアで耳にテーピングしていた。
一ヶ月ほど使ってみて、歩行時に「NW-WS623」が外れる心配は皆無。
これならば、レース本番でも使えそうだ。
使い始めてみて、とても驚いたのは、ボタンを操作すると英語のアナウンスが入ることだ。
「power on」電源オン!
「play playlist」プレイリストを再生しますよ
「repeat play」リピートモードです
「Bluetooth on」Bluetoothオン!
イヤホン本体の操作ボタンを視認することはできないし「ちょい押し」「長押し」によって機能も異なる。
電源はきちんと切れただろうか?
今、自分がどのモードで使っているのか?
これを女性外国人の方が教えてくれる。
なんと、すばらしい仕様なのか?
こんなこと、カタログに書いてなかったぞ
念のため、今、SONYの商品紹介ページを見てきたが、やはり書いていなかった。
商品を買う時、このメーカーならば「これくらいのことは当然できるだろう」という信頼を抱いているが「NW-WS623」は期待以上だった。
つづく
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