長崎平和マラソンが「延期」と謳う2つの理由
長崎平和マラソンが「中止」ではなく「延期」という言葉を使った理由は次の通りと推察する。
【1】被爆75周年記念事業としての意味合いを残したい。
2020年が「被爆75周年」の年であり、2021年に開催すると「76周年」になってしまう。
「76」という数字はハレー彗星愛好家やレベッカファンの中には大好きな人がいるが、一般的に日本ではキリの悪い数字である。
末尾が「5」と「0」の日を五十日「ごとおび」(ごとうびではない)といい、日本ではこの日に決済を行う習慣がある。
「記念事業は5,0が付く年に行う法」という法律はないので、別に76周年でもいいのだが、そういうのは聞いたことがない。
5、10はキリのいい数字だ!
とすり込まれているので、日本では記念事業(anniversary)は5年区切りでやるものと相場が決まっている。
従って、今年の大会を「中止」と謳ってしまうと「被爆75周年記念事業」を中止したことになる。
次に記念事業を銘打てるのは2025年だ。
そこが次の理由【2】と絡んでくる。
【2】恒久か?1度きりか?決まっていない
近年、始まったマラソンの1回めが「第1回」と謳われたケースはない。
東京マラソンでさえ例外ではない。
2020年に初開催を予定している三重県唯一のマラソン「みえ松阪マラソン」も表記は「みえ松阪マラソン2020」であり、ホームページの何処を見ても、これが第1回であるとは書いていない。
長崎平和マラソンもこの例に漏れない。
大会名表記は「被爆75周年記念事業長崎平和マラソン」であり「第1回」「2020」といった「年次 anual」を示す文言は入っていない。
公式ホームページ>新着情報
には「年別アーカイブ」というリンクがあるが、これはマラソン大会ホームページのテンプレートであり、毎年やることを匂わせているわけではない。
つまり「2回め」の位置づけが決まっていないのである。
1回めを「中止」にしてしまうと、それで終わりということになる。
そこで「延期」と謳えば、次につながる。「延期」と謳わなければ次につながらない。
「延期」された2020年大会の申込者には、延期後大会の「優先エントリー」を検討していただけると聞いて、やはり「長崎平和マラソン」を走りたいと思った。
地元協賛企業の声を聞く限り、とても真摯な進め方をしておられて、好感を持っている。
本当は相浦の総合グラウンドをスタートして四ケ町を駆け抜け、ハウステンボスにゴールする「佐世保ハウステンボスマラソン」の実現を待ちたいところだが、まだ時間がかかりそうだ。
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