長崎平和マラソン「1年程度延期」
【重要】長崎平和マラソン 大会延期のお知らせ
5月18日、メール一覧にこの件名を見た時、落胆はなかった。
長崎平和マラソンの中止は、既定路線となっていたからだ。
5月1日に公式ホームページでは「5月いっぱいを目途に」「参加料の返金も含めた大会開催の可否について検討を進めている」ことが謳われていた。
全都道府県に発出された緊急事態宣言の期限が5月末という段階(その後、長崎県は解除)で「5月いっぱい」に決めるということは、中止ありきの検討であることは容易に想像がつく。
大会延期?
東京五輪かっ
2006年以降、マラソン界に入って以来、マラソン大会主催者が「延期」という言葉を使うのを初めて聞いた。
過去に開催を取りやめた大会が使っているのは大半が「中止」
それは、概ね、予期せず訪れる台風や地震という天災に起因している。
他は「休止」とするケース。
いびがわマラソンはコースの安全が確保されないことにより「マラソン=42.195km」を休止。ただし、10kmレースを開催する。
■長崎平和マラソンの延期発表(要旨)
・大会開催を当初予定日から1年程度延期する
・コロナが終息し開催が可能であると判断した時点で、開催日程を調整
・参加料の全額返金
・延期する大会への優先エントリーの権利付与
恐らく「1年程度の延期」先は、2021年11月28日(日)開催に落ち着くものと推察する。
公道を封鎖して行うマラソンは 警察、各省庁、地元企業との調整に多大な工数を要する。
「観光県」である長崎の場合、かき入れ時のイベントと時期を重ねることは難しい。
1度は話しがついた時期と異なる時期に行うことは、その調整を難しくするのだ。
また、マラソンの場合は「天気出現率」との兼ね合いもある。
1度「この週がベスト」と思って決めた時季ならば動かさない方が良い。
参加料の返金はもちろんありがたい。
優先エントリーの配慮があれば、参加を前提に先々のスケジュールを組むことができる。
何より、練習を始める前の中止決定は、なに1つ無駄にならず、とても助かる。
早速、前泊ホテルに予約のキャンセルを連絡する。手数料はかからない。
延期発表からさほど時間は経っていなかったが、すでに大会延期については情報が伝わっていた。
さすがに、2021年11月の予約は受け付けてもらえなかった。
つづいて、航空券を買ったANAのウェブサイトを確認。
早期購入チケットの場合、かなりの手数料をとられるところだが、最低限の手数料で済む様子。
特に記載は見つからないが、恐らく、コロナ特別対応なのだろう。
次に飛行機を利用する時も、必ずANAを使いたい。
つづき 長崎平和マラソンが「延期」と謳った理由
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