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2020年6月24日 (水)

僕がカップ麺会社の企画部に勤めていたら(3)

次に「ソース」を投入
既に麺が減っていることと、塩分を抑えることを考慮して、3分の1ほどは残す
全体に満遍なくかけるのではなく、できるだけ「ソース地帯」と「非ソース地帯」をまだらにする(東海林さだおかっ)
混ぜるなんてもっての外だ

僕は食べ物を混ぜる人を信用しない\^^)オイオイ
自分だけの皿であれば、どれだけ混ぜてもいい
あなたが、美味しく食べられることに、僕はコミットしない
問題なのは、会食において、僕も食べる皿の時だ

自分はずっと混ぜて育ってきた
混ぜたほうがいいに決まっている
混ぜるという作業を皆さんの代わりにやっている

自分は正しい!というその揺らがない信念が僕を戸惑わせる


ソースがかかったところで
・ソース地帯
・非ソース地帯
これにフランクで×2
4パターンの味を楽しむ。
ここまで合計6パターン

最後に「ふりかけ」に行く
ふりかけは75%を「ソース地帯」に投下
そこだけが「企画担当者の意図した味」
なるほど、この味を狙ったんだな
残りは「非ソース地帯」つまり麺とふりかけのみ

こうして、カップ焼そばは1回の食事で8パターンのバリエーションを楽しむ。
この楽しさはコンビニ弁当や、外食のあらゆるメニューでもお目にかかれない。自分だけのものだ。



僕がカップ麺会社の企画部に勤めていたら、こんな焼そばを作る
・麺そのものの味、コシにこだわる
・ソースは量少なめ
・ふりかけはカリカリ食感の材料を使う。青のりは入れない
・フランクなどを自分でトッピングするため麺と蓋の距離を離す

1度は出してみたいのは「麺だけの焼そば」
素うどんならぬ「素焼きそば」
キャベツも要らない
ソース入れなきゃ、今でもできるのだが、具材・ソースにかかるコストをすべて麺に投入して、実売150円以下で勝負してみたい。

いつの間にか、勝負師になってしまったぜ

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