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2020年6月17日 (水)

ランナーはマスクを付けないでよいのか?

マスクを付けて走れるものか
マスクを付けて走らなければならないのか

コロナ情勢下、ランナーには2つの命題がある。


5月下旬の時点では近所で見かけるランナーは100%マスクをつけて走っていた。
遠くに住むランナー仲間は「今年はもう走るのを諦める」と言う。
自分はどうだろう?

「Google先生」に尋ねてみる
・高地トレーニングのような効果は全くない
・呼吸が苦しくなり判断力が鈍る。給水を怠ってしまい夏場は熱中症の危険が増す

走らない方がいいに決まっている
という内容だ。
試しに50mほど走ってみると、それだけでも息が苦しくて悲惨な気持ちになった。

マスクを付けて走れるものか?
の解は「NO」である。


それでも、なぜランナーはマスクを付けているのか?
多くの人は「社会的マスク」だろう。
自他の感染予防という見地以前に、マスクを付けていないと歩行者から白い目で見られるからである。

日本は相互監視社会である。
それは、村社会がなくなり、個人主義が浸透した今も変わらない。
他者の態度が秩序を乱している場合「いかがなものか?」と睨みを利かせるDNAがすり込まれているのだろう。


では、ランナーはマスクを付けないでよいのか?
「Google先生」によると、複数機関がランナーが走る時の流体解析を公開している。
それによると、走るランナーの背後には広範囲に飛沫が飛んでいる。
つまり「社会的マスク」が求められているうちは、ランナーとて例外ではないということだ。


緊急事態宣言が明けた6月
マスクを付けていない歩行者が散見され始めた。
ただ、それ以上にマスクを付けていないランナーが目立ち始めた。
試しに3日間だけ数えてみた。

見かけたランナー総数:12
うちマスク・ランナー: 2

マスクを付けたくない気持ちはわかるが、ランナーの非マスク率は高すぎる。


6月1日、長崎平和マラソンの代替としてエントリーを予定していた「ぐんまマラソン」が中止を発表した。もう残念と想う気持ちはなかった。
2006年以来、年1レースを自らに課してきたが、2020年はお休みとしよう。2017年に年2レース走っているから、まぁいいか^^;)

従って次のレースは、恐らく2021年11月に"延期"される長崎平和マラソンである。
それまで、最高級の厚底靴を買う貯金を使わずにとっておこう。

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